《展覧会の絵》 メモ1/n
Promenade(プロムナード)
展覧会鑑賞者がプロムナードを歩く姿。
冒頭のAllegro giusto, nel modo russico; senza allegrezza, ma poco sostenuto(正確で堂々とした速さで、ロシア風に。陽気になりすぎず、やや重々しく)という指示通り、少し曇っていて、やや鈍い身体感覚を感じる。
流行最先端の洗練された人物ではなく、大柄で素朴な男が無表情に歩いているようなイメージ。これは編曲者ラヴェルが想像するロシアの男なんだろうか。
主人公は3人称的に存在し、テヌートで歩みの重心を表現。チャイコフスキー5番の1楽章にもこんな箇所があった。終盤に向かうにつれてテヌートよりアクセントが優勢となり流れより構造感が前へ。彼の存在そのものが巨大な建築物の中(さらにその先の異世界へ)へ吸収されていくかのように終わりを迎える。
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