『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』鑑賞。
劇伴によって観客の気分を一気に乗せる音楽演出が見事。物語の緊張と緩和のバランスは高く評価できる。また、登場人物の心理を描くカメラワークも分かり易い。一方で、『天国と地獄』オマージュを台詞でそのまま説明させてしまう演出は、野暮に感じられた。また、今見ると犯人設定もステレオタイプすぎて深みに欠ける。
とはいえ、これらは「普段劇場に来ないライト層を呼び込むための分かりやすさ」という調整(割り切り)の結果だと捉えれば、エンタメ作品としての商業的な正解なのだろうと感じる。良くも悪くも、お祭り映画としてのバランスに徹した一作。
※最後の病院シーンで木村多江さんが出てたのは驚いた!