毎朝、NHK朝ドラの「風、薫る」を楽しみにしています。日本で初めて専門教育を受ける看護婦養成の物語です。それまでは看病婦と呼ばれ社会的に身分の低い人がする、誰にでも嫌がられる仕事でした。そんな中、看護婦養成所が設立され、病院や看護学校で体系的な近代看護教育と訓練を受けた「正規の看護師(trained nurse)」を指す歴史的な呼称で、明治期に西洋式看護を学んだ職業看護婦を特にこのように呼ばれています。
今回の番組では、無事に養成学校の卒業式を終え、主人公のりんさんと直美さんが、お世話になった華族の大山捨松さんのところに報告とお礼に伺った場面がありました。捨松さんから、
「看護とはなにか?」と問われると、二人とも考え、すぐには答えられませんでした。すると、捨松さんが「Good!」と言った後、「学べば学ぶほど安易には答えられなくなるのが看護です。何をどこまでどうしたらいいか、患者は一人一人違います。状況によって変わっていきます。」と話しました。私も、教育とは何か?福祉とは何か?と問われても答えに窮します。それと同じだと思いました。それに加え、ドラマの最後に、バーンズ先生が残した、言葉が印象的でした。
「What is nursing? The one being questioned is myself」(看護とは何か?問われているのは私自身である)この言葉も「看護」を「教育」、「福祉」と読み替えても通じるものがあると思いました。
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