【2026_東大】
<総括>
個人的には21世紀史上最高難易度。全受験生を絶望に陥れたはず。東大ともあろうものがなぜこの難易度になってしまったのか。受験した方々、本当にお疲れ様でした。多分平均点は大幅に下がります。
1A:要約「フロイトの著作について」
本文は非常に硬質。さらに要約は自分の言葉で本文の内容をまとめなおす必要があるため、極めて難易度が高い。第2段落の後半から意味不明だと思った受験生も多いはず。
1B:文挿入+語句整序「認知傾向」
簡単ではないが、今年の中では相対的に解きやすい。他が難しすぎるので全問正解を狙いたい。
2A:自由英作文
What does it mean to be strong? というテーマだが、抽象的で何を書くべきか悩ましい。かなり難しいと思う。
2B:英訳+語句挿入
今年からちょっと形式が変わった。まず英文の一部が和文になっている。さらに「英訳せよ」ではなく「内容を英語で表現せよ」という指示。つまり直訳である必要はないということだろう。さらに、英文の中に空所補充もあった。難しすぎて確信を持って解ける受験生は少ないだろうが。
3:リスニング
AとBは標準的、Cはやや難。Bのテーマは刑務所が切り口だが、以前、長文でも似たようなテーマの文章が出たことは記憶に新しい。ここで高得点を取るのが合格の鍵だろう。
4A:文法正誤「能について」
今年は「文脈」で解くタイプが追加された。実際、5題中2題は文脈依存の問題で難易度が高い。2-3問正解できれば合格。
4B:和訳「休息について」
和訳が3題という例年通りの形式。問題量が多く、また訳出が難しい表現も多いため、高難易度だと思う。
5:長文総合「物語文」
数年ぶりに純粋な物語が出題された。結論、極めて難しい。正直、受験生に求めるレベルではないと思う。特にCの和訳は、完全に禁断のレベル。日永田ですらぱっとは理解できない英文だった。選択問題も非常に難しい。ちなみに、31のdownの用法を問う問題は、2007年の東大でも出題されていた。