非常に悲しく皮肉なことに、「嫌われないようにする努力」ほど、嫌われる結果に繋がりやすいんですよね
これにはいくつか理由があり、社会不安障害の臨床でよく言われているものは以下になります
① 事前に会話をリハーサルすることで、相手の反応の幅を狭く想定し、想定外の応答が来るとパニックを起こしてしまう
② 目立たないようにという態度は、相手側に「距離を取られている」と読み取られる
③ 感情を抑え込む姿勢は、自然な共感や笑顔を消し、冷たく機械的な人と評価されやすい
こんなように、本人は「嫌われないために」やっているのに、相手からは「親しみが感じられない」と逆の評価を生んでしまうんですね
解決の鍵は、「安全行動を意図的に手放す」エクスポージャー療法とされています
具体的には、声のトーンや表情を意識的に解放する、リハーサルなしの会話に挑む、目立つことを少しずつ許す、といった行為です
わかっていても非常に難しいことなのですが、「嫌われるかもしれない」というリスクを取った時にだけ、人に「親しまれる」可能性が開けると、まずは知識として知るところから始めましょう