「数学はもう終わりだ」——研究レベルの問題が、AIによって毎月1%ずつ侵食されている。数学は、人間の抽象思考の頂点の一つだった。人類が最も誇ってきた知的領域に、機械知能が持続的に踏み込んでいるということだ。この曲線が続くなら、発見の主体は根本から変わる。
アレクサンダー・ウィスナー=グロス「2つ目のポイントですが、これらの中で私が最も重視しているベンチマークはFrontier Math Tier 4です。Frontier Math Tier 4は、たしか新年に賭けまでしたもので、今年の後半にもう一度見直す必要があると思いますが、AIが数学におけるプロレベルの研究問題を解ける能力を測る、最良の代替指標の一つです。
そこで何が起きているのか。GPT-5.4 Proから5.5 Proにかけて、およそこの2カ月で約2%の飛躍が見られます。これは何を意味するのか。フロンティアAIによる研究レベル数学の能力が、現在、月あたり約1%向上しているということです。そして、Frontier Math Tier 4の問題のおよそ半分が解かれるところに近づいています。
ここから外挿すると、現在のペースがそのまま続くだけでも——そして私はそうはならない、つまり加速すると断言しますが——現在のペースだけで見ても、今後4〜5年でFrontier Math Tier 4のほぼすべて、つまりプロの研究レベルの数学問題が解かれることになります。つまり、数学はもう終わりです。
もう一度言います。数学はもう終わりです。他にも終わりつつあるものはたくさんあります。しかし、物事はあまりにも速く進んでいて、月ごとに見ても、最難関のベンチマークが毎月1%ずつ上がっているのが確認できるのです。だから、もう長くはありません」
マーク・ザッカーバーグが母校ハーバードの卒業式で語った「挑戦者の宿命」。
この55秒間、全起業家に見てほしい。
20歳でハーバードを中退してFacebookを立ち上げた男が、12年後に母校に戻ってきてスピーチした。
その中で彼がサラッと言った言葉が重すぎる。
"It's really good to be idealistic. But be prepared to be misunderstood."
(理想を持つのは素晴らしいことだ。でも、理解されない覚悟を持て。)
・大きなビジョンを語れば「頭おかしい」と言われる。 ・複雑な問題に挑めば「全然わかってない」と責められる。
・自分から動けば「速すぎる」と批判される。
たとえ、最後に自分が正しかったとしても。
でも動画を見るとわかるけど、彼はこれを怒りでも悲壮感でもなく、淡々と、まるで「当たり前のこと」として語ってる。
そして、この後に続く言葉がさらに刺さる。
"In our society, we often don't take on big things because we're so afraid of making mistakes."
(僕たちの社会では、失敗を恐れるあまり大きな挑戦を避けている)
何もしなければ批判されない。でも何も変わらない。
30億人がつながる世界を作った男が、「それでも始めろ」と言っている。
挑戦して叩かれてる時に、何度でも見返したい55秒。