昔は田んぼや小川でよく見られたドジョウ。しかし今では、身近な魚だったはずのドジョウに出会う機会は少なくなっています。
ドジョウ研究の面白さは、見た目だけでは分からない「川の中で何が起きているのか」を、DNAから調べられることです。外来のドジョウ類が入ってきたり、在来のドジョウと交雑したりすると、地域ごとに長い時間をかけて受け継がれてきた遺伝的な特徴が失われる可能性があります。
そこで私たちは、見た目だけでは分かりにくいドジョウの違いを、DNAを使って調べています。どの川にどのようなドジョウがいるのか、雑種がいるのかを知ることは、在来のドジョウを守るための第一歩です。
さらにドジョウには、一部で「クローン生殖」をする個体が知られています。つまり、自分と同じ遺伝情報をもつ子どもを残す、不思議な生き方をするドジョウがいるのです。
身近だけれど、実はとても奥深いドジョウ。ドジョウを調べることは、川の自然、外来種問題、そして生命の不思議を知ることにつながります。
黒田准教授によるメッセージ全文、ぜひご覧ください👇
【研究成果(共同)】国外外来種カラドジョウの「系統」をDNAで見分ける | 海洋水産学科 黒田 真道 准教授ら
[Joint Research Findings] Distinguishing the "Lineages" of the Non-native Oriental Weather Loach via DNA Analysis | Associate Professor Masamichi Kuroda and Colleagues, Department of Marine Science and Fisheries
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