インテリ入ってる人の「ちいかわ」論はほぼ二傾向に集約される。
一つは「この世界はどういう制度で動いているのか」問題。労働、資格、討伐、報酬、住居、食料、擬態型、キメラ化……を拾って、「かわいいキャラの背後にある資本主義/管理社会/生存競争」を読む。つまり【設定空間の社会学】になる。
もう一つが、いま映画で強烈に前景化したヒトハ・フタバ問題。こちらは設定分析というより、【倫理・共同性・愛・罪・永遠の問題】になる。ヒトハとフタバは、人魚を殺して不老不死を得て、その罪を共有することで「ふたり」を永遠化してしまう。映画の公式商品ですら「おそろいの罪」「永遠にふたりぼっち」と打ち出している。
① 世界=ネオリベ的設定空間
② ヒトハ/フタバ=共同体倫理の極限事例
この二本立てで、ほぼ現代思想が一冊できてしまうw