女性週刊誌の悪意
①見出しは「私のリーダーシップのおかげ」ですが
首相発言は「ドナルドと私のリーダーシップのおかげで」です。
主語の「ドナルドと」を落として、一人で自画自賛したように見せています。【原文は二人称】です。
②外交では under the leadership of both leaders は【定型】です。
3月トランプ側も「首相と私のリーダーシップの下で」
「under the leadership of the Prime Minister and myself」と発言しています。
日本側が「ドナルドと私の」と返すのは、相手の語法に合わせた共同成果の言い方です。謙遜文化の日本語としては耳慣れなくても、外交英語の翻訳調としては異常ではありません。
③「おかげ」は日本語としては少し粗い。
「おかげ」は本来、他者への感謝に使う語です。自分を含めて「おかげ」と言うと、日本語としては少し座りが悪いです。言い回しの問題です。
言い回しの洗練不足は言えても、人格攻撃の材料には弱いです。
2人を並べた共同成果の一文を、一人の自画自賛に改変して「国民ドン引き」とするのは記事の書き方に悪意を感じます。
「おかげ」の一言で外交全体を「傲慢」と決めつけるのは飛躍です。
そういう週刊誌こそ傲慢ではないでしょうか?