アンコールで藤くんが「生きるのは最高だって歌う曲をやります。随分前に作った曲だけど、この歌詞を言葉通りの意味で歌えた事は一度も無い。いつもいろんな気持ちを込めて、生きるのは最高だって思えるように歌ってます。」って話をしていて泣きそうになった。そうか、藤原基央ほどの人間でも、今でも暗闇の中を踠きながら歩いているんだ、って。
その苦悩は計り知れないけれど、BUMP OF CHICKENの曲は泣いてる人を励ますでも応援するでもなく、ただ隣に座ってそこにいてくれる。その確かな存在がどれだけ心強いことか。そしてその安心感は、今でも藤原基央という人間が僕らと同じ場所で生きているから成立していたのだということがわかったのが少し嬉しくもあった。
最後に「今、君の���で聞かせてくれ!!!」と叫んだ藤くんに対して応えた「生きるのは最高だ!!!!!」という観客の声は、今までのライブより少し重みを持っていたように聞こえた。