『#古畑任三郎』がNetflixで配信開始したけど、放送当時リアルタイムでハマって何周もコスりたおしたのでどの回がどんな話か全部そらで言えるし、そもそもCOMPLETE Blu-ray BOXを持っているので木村拓哉回も津川雅彦回もスペシャルも消えた古畑任三郎もいつでも見られるんだけど、タイムラインの盛り上がりを見て「あえて見返すならどのエピソードかなー」と考えていて、気がついたらまず「動機の鑑定」を見直していた。
春峯堂のご主人を演じる澤村藤十郎の柔和な話し方と冷徹な犯行のギャップ、共犯の角野卓造のコメディアンぶり(「この、その、あのだよ!」)、おしゃれすぎる結末(「物の価値というのはそういうものなんですよ、古畑さん」)、46分とは思えない充実した展開はシリーズ屈指の傑作回だと思う。
先日は、マームとジプシー「dusk dark dawn」@新宿LUMINE0を観劇。
30分の短編×3本という前情報を聞いていたので、最初は自分が何を見せられているのかわからず戸惑ったけど、やがてこれが身近な人の死をめぐるグリーフケアの話なのではないかと思い至った後半から、急速に話が収束していき腑に落ちる感覚が訪れた。
夢は、日中の記憶や感情を整理・定着させるための情報処理の作業だと言われるけれど、マームとジプシー特有のセリフや場面のリフレインによって、まさしく喪失を整理し受容するための誰かの夢を追体験しているような気分を味わった。