エドモンド・ベルナッカ(1914-1993)について調べていた。
ローマ生まれで1938年に砲兵の士官候補生となったが、その後イタリア王立空軍に所属し、気象学を専門とする。戦後に新聞、ラジオ、テレビで天気予報や科学番組に出演し、人気者となる。「ベルナッカ大佐」のあだ名がつくのは1960年代半ばで、その頃はまだ中佐だったが後に大佐に昇進、最終的に准将まで昇進した。
当時はまだ難解だった気象用語(高気圧、等圧線、ミリバールなど)を、黒板とチョークを使って誰にでも分かりやすく上品に解説し、お茶の間の人気者だった。
「パダーナ平原は霧!」(Nebbia in Val Padana!)というベルナッカの代名詞は、ベルナッカがポー川流域の濃霧の現象を分かりやすく解説したことで広く知られるようになった。
気象予報の専門家としてあまりにも有名になったため、イタリアでは気象予報士の代名詞として彼の名が用いられることがあるという。