昨日(2026年4月14日)発表された「吉田寮現棟建替え・現棟建替えにより創出される敷地の活用方針について」(https://t.co/H0gXGT4fOw)の中で、あたかも
① 耐震工事ではなく「建て替え」である
② 寮の一部を「別の用途」へ転用を進める
ということが確定事項であるかのように記述されていることを、大学の一卒業生として深く憂慮いたします。特に、現在に至るまでのプロセスには重大な問題があると考えます。
昨年2025年8月25日、大学執行部と吉田寮生との訴訟は「速やかに耐震工事に着手する」ことで和解となりました。
和解条項には、たしかに(建替工事を含む)という文言が添えられています(https://t.co/dEnYzD6rZs)。しかし、和解である以上、今後の進め方は対話を基盤としたものであるべきです。今回の発表のように、建て替えや別用途への転用の可能性を一方的に記述することは、和解の趣旨に明らかに反するものです。
そもそも、吉田寮の耐震性については、訴訟を待つまでもなく2015年時点で寮と執行部の間で耐震工事を進めていく合意がなされていました。寮生側が耐震性を無視して居住し続けているという執行部側の主張、そして2019年の提訴は、誤った情報で人を悪者にする「いじめ」に他なりません。
京都大学は長らく「対話を根幹とした自由の学風」を標榜してきました。しかし近年、それは建前ばかりとなり、実情は上記のような非民主的な手法がまかり通っている。そのことに、一卒業生として悲しく思います。