CERNのエンジニアは、RHEL系を離れる決定打を「ラクダの背を折った最後の一本」と表現した。
その「一本」は、コンパイラの初期設定の変更。
Red Hat Enterprise Linux 9で採用された変更により、2008年前後より古いCPUでは動かないコードが標準的な設定で生まれるようになった。
CERN(欧州原子核研究機構)が加速器の制御に使うコンピュータには、そのような旧世代のハードウェアが現役で稼働している。
20年以上にわたるRHEL系との関係を断ち、移行先に選んだのはDebian。
産業用の加速器制御コンピュータ2,200台以上が対象で、2026年末完了予定。
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