全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート29
「街の進化とともに、通訳案内士としても成長を!」
先日投稿した、今年4月スタートのお台場噴水ショーを見ることが出来ました⛲️
Did you arrange this for us? We appreciate it.
ゲストが「まるで私たちのために用意してくれたみたい!」という笑顔で伝えてくださいました。
皇居正門の「皇宮護衛官の交代式(儀仗交代)」の際も、たまにジョークを含めて言ってくださる方います^^
2028年3月には、東京駅日本橋口前に
「Torch Tower(トーチタワー・62階・約385m)」が竣工予定。さらに2029年には、東京駅〜日本橋〜茅場町方面へつながる、国内最多「10駅連結」の地下通路網も完成予定です。
一方、2026年9月「西武渋谷店」11月「ハンズ渋谷店」が営業終了など、思い出ある店舗や施設が役目を果たしていく… 未来への楽しみがある一方、お世話になった場所が役目を終えていく寂しさも感じますね。
東京拠点の通訳案内士として、今後も街の進化とともに成長しながら、現場で関わる皆さまとも���を合わせ、その時代ならではの東京をご案内して参ります。
P.S. 本日はこれからツアーです。佳い一日を☆
📘全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート48
「『またね!』の一言が教えてくれたこと」
今週のツアーで、印象に残る出��いがありました。
アメリカから来日した親子。特に高校生の男の子は、私のガイディングに終始真剣に耳を傾け、日本のことについてたくさんの質問をしてくれました。
ツアーの終わり、彼のお父さんがそっと教えてくれたこと。それは、
「日本のアニメや文化が大好きで、高校卒業のお祝いとして、今回日本旅行をプレゼントしたんだ」
ということ。
その話を聞いた瞬間、今回の旅行が彼にとってどれほど特別な時間なのかが伝わってきました。
別れ際、彼が私に聞いてきました。
How do you say "See you next time." in Japanese?
「仲の良い相手なら、"Matane"(またね)って言うよ。」そう伝えると、彼は瞳を輝かせ、笑顔で…
"Matane!"
そして、お父さんは一呼吸置いて、
"Makoto-san. Kyowa tanoshikatta desu. Sutekina jikan wo arigatou gozaimashita."
���いった日本語で真っすぐに伝えてくださいました。
その瞬間、何とも言えない温かい気持ちになり、暑さや疲れもどこかへ飛んでいったような感覚に。
ありきたりな表現かもしれませんが、英語を学び続けてきて本当に良かったと感じる瞬間でもあります。
そして改めて思いました。
通訳案内士という仕事は、観光地を案内するだけではなく、誰かの人生の大切な一日に寄り添える仕事なんだなと。また一つ、この仕事を続けてきて良かったと思えた一日でした。
P.S. 先日の富士山は雲が多かったものの、世界中から集まる登山者の姿を見ていると、「やっぱり富士山は特別なんだな~」と改めて実感しますね☆
📘全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート47
「知識が増えると、見え方もよりリアルになる」
先日、豊洲市場で「マグロのせり - Tuna Auction」を見学する機会がありました。写真1枚目は豊洲、2枚目は2018年移転前の築地です。
外国人観光客にコロナ前から変わらず人気のツナオークション。現在は7街区の水産卸売場棟にて、5:45~6:25頃に行われ、事前抽選予約(5:30集合)制で専用デッキから、予約なしでも見学者通路から見られます。
マグロ売り場の床が緑色になったのは、切り落とした尾の断面(赤色)が最も美しく映えるためと言われています。こうした築地との変化も知ることで、豊洲市場の見え方もぐっと深まりますね。
写真3枚目は、築地市場で取引された最大級サイズ国産クロマグロ(496kg・鹿児島県沖・1986年)の展示。
また、ガイドとして毎年押さえておきたい話題の一つが
「一番マグロ」。2026年の落札額 = 5億1,030万円。
At the 2026 New Year tuna auction at Toyosu Market, the highest price ever recorded was about 510 million yen. It was for a 243-kilogram bluefin tuna (2.1 million yen per kilogram). The tuna was caught in Oma, Aomori Prefecture, and purchased by Kiyomura, the operator of the famous sushi restaurant chain "Sushizanmai".
海外ゲスト(あるいは2次口述試験の面接官)から、
「そんな高い値段で、元は取れるのかしら?」
と聞かれたら、あなたならどう答えますか?
現場でも試験でも、一度考えておく価値のあるテーマですね^^
P.S. 本日これから、明日と通訳ガイド業務です。
天気予報によると、都内は35℃猛暑日の可能性もあるとのこと。昨年記事にした日傘を念のため持っていくことにします。皆さまも、佳い一日を!
ツアー中に「明治天皇祭(Emperor Meiji Memorial Ceremony)」に遭遇。7月30日は1912年に崩御された明治天皇の御命日。全国通訳案内士(ガイド)の魅力の7/100で取り上げた「同じ場所でも行事や季節によって新しい発見がある」をまさに実感。ゲストや仲間と一緒に見学できることにも感謝です⛩️
https://t.co/6RwIEE7Nvg
全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート⑤
「まったく見えない富士山ツアー、だからこそ燃える」
本日の富士山ツアーは、予報通りの雨。
霊峰は一度も姿を見せてくれませんでした。
新人の頃だと、裾野すら眺められない時に数十人の前で空気の重さを感じると焦っていたことが懐かしいです。
こうした経験を重ねるうちに、
「むしろ、雨だからこそモチベが上がるぜ!」
な~んて、ちょっとやばい境地にいっちゃうことも^^
今日はまさにそんな感じで、おそらく見えないけれど、「一期一会のご縁を大切に、私が出来る限りのパフォーマンスでお客様に楽しく学びのある時間を過ごしてもらおう」と臨んだ結果…
別れ際に嬉しいメッセージとともに運転士さんと私に箱入りのお菓子やチップまでいただく場面もあり、ピンチをチャンスに変えられました。もちろん、毎回上手くいくわけではなく、凹むことも未だにあります。
私が通訳案内士になって良かったことは数えきれないほどありますが、「自分が今できることを一生懸命やろう」といった姿勢でお仕事に向き合うこと。
You can't control the weather!
It's not your fault. You did a fantastic job today!
など、ゲストからツアー中に声掛けしてもらえるよう��なると、この条件でも一緒に同じ時間を楽しもうといった空気感が醸成してくるように感じています。
「見せられない時こそ、何を伝えるかを準備しておく」ことが大切だと私は思います。
デビュー間もない通訳ガイドさんや、これから天気によって左右されやすいツアーを担当する方にちょっとでもヒントになれば幸いです。
P.S. 本日の写真は雨の忍野八海と新倉山。
富士山は見えなくても、日本の魅力はしっかり感じられる一日でした☆
📘全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート44
「通訳ガイドだから出会える��その日だけの風景」
7月に入り、週末は日本三大七夕祭りの一つである平塚七夕まつり、そして7月1日には富士山五合目で開山を祝う御神輿にもガイドとして立ち会うことができました。
通訳案内士の仕事の魅力の一つは、季節ごとの行事や、その年、その日ならではの景色をゲストと一緒に体験できること。
毎回、「この仕事をしていなければ出会えなかっただろう」と感じる光景や出来事があります。また、個人・団体を問わず、素敵なゲストや関係者の皆さまとご一緒できることにも、いつも感謝しています。
そして、こうした行事では海外ゲストから思いがけない質問をよくいただきます。
例えば、神社やお祭りで御神輿に遭遇すると、お客様からいろいろ聞かれますし、全国通訳案内士2次試験でも準備しておきたいトピックでもありますね。
五穀豊穣や神様への感謝など、担ぐ理由を説明した後、
OK, Makoto. What are the chants people shout while carrying the portable shrine?
みたいな質問を今回は受けました。
「わっしょい、ワッショイ!」のことですが、皆様ならどのように英語で説明されますか?
通訳ガイドを続けていると、「教科書には載っていない質問」に出会うことが本当に多いですね☆
P.S. 先週は新しいエリアでのツアーも担当し、多くの学びがありました。引き続き、一つひとつの現場を楽しみながら積み重ねていきたいと思います。
現役ガイドの皆さま、受験生の皆さま、それぞれの目標に向かってはりきっていきましょう!
全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート⑰
「日本のさりげないおもてなし、トリビアを知る喜び」
東京スカイツリーには、春夏秋冬4つのエレベーターがあり、それぞれ見事なアートが施されています。
例えば、江戸切子がキラキラ花火のように光っているのが特徴の「夏」のエレベーター。
意外と知られていないのですが、実はここに注目すると1つだけスカイツリーの装飾になっているものがあるのをご存じでしょうか?
先日のツアーで、写真を撮りやすい状況だったのでパチリと。気づくとちょっとした嬉しさとともに、通訳案内士としてなんだかレベルアップしたような気持ちに^^
豆知識のストックは多いほど良く、それらをゲストに合わせて、適切な量を最適なタイミングで披露できてこそ一流の通訳ガイドにつながると感じています。
P.S. 今日の写真ではかなりズームしているのできっと見つけやすいのでは? Have a good day!
全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート⑧
「写真の英語説明も、ガイドの現場で応用できる」
まずはクイズ。
本日の写真から、どこの展望台でどの方角からの景色か分かりますでしょうか?
(※現場で求められる「瞬時の観察力」のトレーニングにもなります)
増上寺・芝公園・お台場・東京湾・レインボーブリッジなどを、英語でゲストに分かりやすくお伝えして会話を展開するのが私たち通訳案内士のお仕事。
神道と仏教・桜・人口・気候・地形・日本人の余暇の過ごし方・お台場で楽しめること・あの建物は?…
東京タワー【東】方面からのご案内をしている時、
英検など英語試験で「写真やイラストを見て説明するトレーニング」が、現場のあらゆる場面で応用できてい��なと改めて実感しました。
例えば、
"At around two o'clock, can you see that big bridge?"
といった問いかけ一つで、ゲストとの双方向のコミュニケーションが始まります。
🗼「見たものを英語で説明する力は、そのまま“現場で使える英語力”になる」
桜満開&快晴の都内一日ツアーでの気づきでした。
現場からは以上です^^
全国通訳案内士(通訳ガイド)の現場ノート28
「リフレーミングで、ガイドも気持ちを前向きに!」
今週の3日連続ガイド業務、後半2日間が雨始まり。
���さまは、雨の旅行はお好きでしょうか?
私が通訳案内士になって良かったことの一つは、物事や状況を捉える枠組み(フレーム)をあえて自ら変えて、視点を増やすスキルを高められたことです。
It's raining...
Today, greenery looks more beautiful.
(Friendly) But it's not raining cats and dogs.
(After my guest draw a bad fortune paper...)
That means your fortune will get better from now on!
ポジティブ返しよりも共感がフィットする人もいます。ガイドとして大切なのは、気候や出来事に振り回されすぎず、その日の「良い面」も見つけながら柔軟に対応することかなと感じます。
お客様の性格や傾向にできるだけ合わせて言葉や伝え方などをチョイスできるのが、プロフェッショナルな通訳案内士なのかなと。まぁ、ここまでいつも考えてお仕事できているわけではないですけれどもね^^
P.S. 明���神宮を歩いていても、雨の日の緑に癒されたというゲストもいらっしゃいました。本日もこれからツアーです。有意義な一日を!