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keisuke fujita
@ke_suke95
デジタルノマドとして毎週日曜に世界のどこかからニュースレターを配信中。精密栄養カウンセラーとしてヘルスコーチングの提供やKindleで写真集「100枚でみる」シリーズなどを出版
Japan
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keisuke fujita
@ke_suke95
about 1 month ago
スペインデジタルノマドビザ・インタビュー「Yuta Hayashiさん」 近年、多くの国でデジタルノマドビザ(以下、DNV)の発行が進んでいます。このシリーズでは、実際にDNVを取得した方々へのインタビューを通して、ビザ申請の苦労から取得後の生活まで、デジタルノマドの実態に迫ります。 今回お話を伺ったのは、Webエンジニアとして活動するYuta Hayashiさん。2025年9月に準備を開始し、申請するも、書類準備の不備で却下された経験を持ちます。それでも諦めず、リベンジ申請で1年後に無事取得に至りました。 Hayashiさんのnoteで印象的だったのが、「直感的にすぐ「住みたい!」とはならなかった」という逆説的な動機です。一体どういうことなのか。2026年9月現在、バンコクや東京でのノマド生活を続けながら、2027年1月のバルセロナ移住に向けて着実に準備を進めているYuta Hayashiさんに、その道のりを伺いました。 https://t.co/BmPIpsX67g
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keisuke fujita
@ke_suke95
about 2 months ago
今週も韓国の釜山にいます。 釜山の山の斜面に、カラフルな家がびっしりと折り重なるように建ち並ぶ一角があります。韓国のマチュピチュとも呼ばれる人気観光地の一つ、「甘川文化村(カムチョンムナマウル)」です。 パステルカラーの家々、迷路のように入り組んだ路地、そこかしこに置かれたアート作品。星の王子さまの像の隣で写真を撮るための行列。国籍を問わず、多くの人が訪れていました。一見すると、おとぎ話のような可愛らしい村。だけど、この風景の成り立ちを知ると見え方が少し変わってきます。 甘川文化村のはじまりは、朝鮮戦争(1950〜53年)でした。戦火を逃れてきた避難民と、太極道という宗教の信者たちが、釜山のこの山の斜面に身を寄せ、その場しのぎの掘っ立て小屋を建てて住み着いた。それがこの村のはじまりです。 韓国語で、丘の上の村を「タルトンネ」と言うそうです。タルは月、トンネは村。直訳すれば「月に近い村」ですが、その実際の意味は「貧しい村」です。朝鮮戦争で家を失った人々が、平地に住めず、水道も整わない急斜面に折り重なるように暮らす。そうした集落が、戦後の韓国の各地にできました。甘川文化村も、そのひとつです。お金を稼いだ人から村を出ていく、不便で貧しい集落だったといいます。 つまり、いま観光客がカメラを向けているあのカラフルな家々は、もともとは戦争で家を失った人々が、生きるために身を寄せ合った場所なのです。 転機は2009年に訪れます。行政による「夢を見る釜山のマチュピチュ」という公共アートプロジェクトが始まり、芸術家や学生、そして住民たちも協力して、村の景観を整えていきました。色あせた家々に鮮やかな色が塗られ、路地に壁画やオブジェが設置される。翌年には「美路迷路(ミロミロ)路地プロジェクト」も行われ、村は少しずつ姿を変えていきました。 その結果、かつて人が出ていくばかりだった貧しい村は、いまや年間約280万人が訪れる観光地に生まれ変わりました。衰退していく集落を、アートの力で蘇らせた成功例として注目されています。 一方で、この村にはかつてからの住人が今でも暮らしています。約5000人が暮らす村に、年間で約280万人が訪れる。観光地への転換に協力し、成功を収めたものの、予想もしない人数の来場に困惑している住民も少なくないといいます。観光客の賑わいと住民の暮らしをどう両立させるか。これは、僕が拠点にする京都がまさに直面している問題でもあります。 甘川文化村の成功の下には、戦争の記憶と、貧困の歴史と、そこで生き抜いてきた人々の暮らしが、幾重にも積み重なっています。カラフルな壁は、その上に塗られた、比較的新しい一層に過ぎません。 観光地を「映える風景」としてだけ消費するのは簡単です。けれど、その風景がなぜそこにあるのかを知ると、同じ景色がまるで違って見えてくる。旅先で歴史を知るというのは、たぶんそういうことなのだと思います。 カラフルな家々の間を歩いていると、時折見える海。ここに最初に住み着いた人々は、向こうに見える大海をどういう想いで見ていたのでしょうか。涼しくなってきた釜山の街を歩きながら考える週末です。 現地から配信するニュースレターはこちら https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
about 2 months ago
今週は韓国の釜山にいます。 日本から一番近い韓国の都市である釜山まで、関西空港から飛行機でわずか1時間半。石垣島に行くよりも近く、あっという間に到着します。天気のいい日には、釜山から長崎県の対馬が見えるそうです。 釜山は古くから、日本と朝鮮半島を結ぶ交流の窓口でした。かつて下関と釜山を結んだ関釜連絡船は、今も関釜フェリーとして玄界灘を行き来しています。海を渡ればすぐ隣が日本。その近さゆえに、人もモノも文化も、この港を通って行き来してきました。街を歩いて感じる、どこか開かれた空気は、そうした港町の歴史と無関係ではないのかもしれません。 滞在しているのは海雲台(ヘウンデ)周辺です。海雲台は、約1.5kmにわたって白い砂浜が続く、韓国を代表するビーチリゾート。夏には砂浜が見えなくなるほどパラソルが並び、「世界一パラソルの多い海水浴場」としてギネスブックに登録されたこともあるそうです。毎秋開かれる釜山国際映画祭の会場としても知られています。 砂浜のすぐ後ろに、雲を突くような高層ホテルやタワーマンションが立ち並んでいるのが、いかにも韓国らしい。自然とビル群のコントラストが、この街のエネルギーを象徴しているようでした。 一方で、一本路地に入ると、この街が港町であることを強く感じます。市場があり、路地には活気があふれています。市場やテジクッパ屋さんの店員さんはとても親切で、港町特有の人の温かさを感じました。 整然と洗練された都会の中に、海とともに生きてきた人々の生活が感じられる。同じ韓国でもソウルとはまた違う、港町ならではの体温がありました。 朝、海雲台のビーチを歩いてみると、リゾートの華やかなイメージとは少し離れた雰囲気を感じます。ランニングをする人、犬と散歩する人、子ども連れの家族、一人で静かに過ごす人。とてもゆったりとした時間が流れていました。観光地であると同時に、地元の人たちの日常の場所でもある。その両方の顔を持っているところに、この街の懐の深さを感じました。 海の向こうに、日本がある。そう思いながら海雲台の砂浜に立つと、不思議な感覚になりました。同じ海が、対馬を経て、九州へ、そして僕が暮らす日本の島々へとつながっている。海に隔てられているようで、海でつながっている。飛行機で1時間半、フェリーでも渡れる隣の国のビーチで、海を眺めながら過ごす週末。気候もいい感じです。 ニュースレターで続きを読む https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
about 2 months ago
今週も京都にいます。 ダナンと沖縄から帰ってきて、京都での楽しみのひとつが「銭湯」です。近年のサウナブームで生まれたおしゃれなお風呂ではなく、昔ながらの銭湯。六条にある「白山湯」や高瀬川沿いにある「サウナの梅湯」、九条の「大正湯」、京都市役所近くの「玉の湯」などに、週一回程度、汗を流しに行っています。ホテルではシャワーしかないことも多いので、たまに大浴場でお湯に浸かると、身体が緩んでいく感覚があってなんとも言えません。 実は京都は「銭湯の聖地」と呼ばれるほど、大衆浴場が根付く街です。かつては600軒ほどあったと言われていますが、年々廃業が進み、現在は80〜90軒ほどまでになっています。それでも他の都市と比べると圧倒的な密度で残っていて、歩いていると色々な銭湯に出会うことができます。 銭湯の聖地と言われる背景には、いくつかの歴史的な理由があります。まず銭湯の起源を見てみると、仏教の布教を兼ねてお寺が民衆に浴室を開放した「施浴」にあるとされています。京都には妙心寺などその遺構が今も残っていて、銭湯文化の土台がここに根付きました。京都以外にも銭湯文化はありましたが、第二次世界大戦の大規模な空襲の影響を受けた銭湯も多く、一方で被害を免れた京都には、戦前に建てられた風情ある銭湯建築が多く残っています。地割もほとんど変わっていないため、たとえ建て替えがあっても同じ場所で営業が続いている銭湯が多いのです。 お湯や水風呂の肌触りも人気が集まる理由の一つです。京都には水質の良い地下水が流れており、8割ほどの銭湯がこの地下水をお湯や水風呂に活用しているのです。柔らかく包んでくれるような肌触りを感じるのは、そのためでしょう。 この水風呂の心地良さを底上げするのが、サウナです。京都ではサウナを備えた銭湯も多く、ほとんどが追加料金なしで利用できるのも特徴です。入湯料は京都府が定める上限額550円に沿って、どの銭湯もほぼ統一されています。ちなみに東京・大阪は600円です。風情ある空間、豊な水質、サウナ、これが550円で楽しめる。京都が「銭湯の聖地」だと言われる理由がわかります。 最近では、地元の人たちのなかに旅行者や外国人もひとつの空間に溶け込んで、それぞれが裸の付き合いを楽しんでいます。その光景をサウナの中から眺めながら考えていたのは、この空間にいる人々みんなが何も纏わず自分をさらけ出しているのだなということです。 服というのは社会的な記号の側面もあります。職業、年収、立場。それを全部脱いだとき、人は肩書きのない自分に戻る。見知らぬ人と同じ空間で汗を流し、同じ湯に浸かる。その奇妙な親密さは、コワーキングスペースでは絶対に生まれない。デジタルの世界が人を「属性」で分類しようとする一方で、銭湯は全員を等しく裸にしています。 僕のような移動生活者は、住民でも旅行者でもない。その曖昧さを包み込み、平等に扱われる銭湯で、言葉も交わさない見知らぬ人と、同じ湯に浸かっている。その感覚は、どこかで人間の原型に触れているような気がします。それは、AI時代に決して代替できない体験のひとつだと、サウナで汗をかきながら考えていた週末です。 ニュースレターで毎週配信中 https://t.co/zyaHreXwpv
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絶望の白い猫@株投資
@chamachanchama
株投資に入れ込む猫。妻と子供一人。平日はJPYをマイニングしながら少額投資するスタイル。猫は猫なので、投資家としては弱小で過去暗号通貨で相当儲けたが、飲酒しながらフルレバロングで相当額失い怖くなったただの猫。
黒猫ロンド
@hugakuro
音楽万歳\(^o^)/ 阪急西宮北口RJ&BME’S、阪神西宮GALWAYでソロで歌ってます クラシック、洋楽、J-POP、歌謡曲、ゴスペル、アニソン等々なんでもあり
食堂の中の人
@EarlElmdor
ご飯屋さんの中の人がFXを少々嗜みます。 ロマサガRSも嗜みます。
keisuke fujita
@ke_suke95
2 months ago
今週は京都にいます。 朝、外に走りに出ると、少し空気が秋めいていることに気がつきました。光は少しだけ柔らかく、涼しささえ感じます。心地よい気候に、自然と走る距離も長くなります。 ホテルが京都駅の近くにあるため、走りながらいろいろな人とすれ違います。京都に到着したばかりの人、京都を離れる人、仕事に向かう人、僕と同じように走る人。スーツケースを引く人の横顔を見ながら、それぞれにそれぞれの旅があるのだな、と想像します。京都で良い思い出ができただろうか。どんな楽しみを期待して来たのだろうか。 僕の友人は昔、京都旅行で散々な目にあったことから、それ以来この街に寄り付かなくなりました。人混み、値段、そっけない対応。数日の滞在で受け取った印象が、そのまま京都の全体像になってしまったようです。 一方で、僕にとって京都は「戻ってくる場所」になりました。しかも、何度も通ううちに好きになったというより、初めて訪れたときからこの街に惹かれていました。同じ京都に、同じ初見で来ても、なぜこんなにも受け取り方が変わるのでしょうか。 社会学者のジョン・アーリは著書『観光のまなざし』で、私たちは旅先の風景をそのまま見ているのではなく、あらかじめ用意された「まなざし」を通して見ているのだと指摘しています。ガイドブック、写真、SNS。そうしたものが「京都とはこういう場所だ」というイメージを先に作り、僕たちは無意識のうちにそのイメージを確認するように旅をする。まなざしが期待どおりに満たされれば満足し、裏切られれば失望する。 そう考えると、友人が見たのは、たぶん「ガイドブックの京都」だったのかもしれません。雑誌で見た美しい風景、丁寧なおもてなし、静かな路地。そういう完成されたイメージを持って来たからこそ、現実の人混みやそっけなさ、商売っ気が失望につながった。期待の枠が大きいほど、そこからはみ出すものが目についてしまう。 では、なぜ僕は最初から京都を好きになれたのか。考えてみると、僕が大人になってから初めて京都を訪れたのは、コロナ禍のさなかでした。観光客がほとんどいない、がらんとした京都です。 あの頃の京都には、人混みも、行列も、華やかさもありませんでした。誰もいない街を、ただ自分の足で歩き、自分の目で見た。人のいない寺の静けさ、朝の鴨川、灯りの落ちた石畳。それらは「まなざし」の外にある京都だったのかもしれません。 今になって思えば、あの無人の京都が、僕に「自分で見つけにいく」という構えを教えてくれたのかもしれません。用意されたイメージがなかったからこそ、街そのものと向き合えた。 街の見え方は、街だけで決まるわけではないようです。見る側がどんなまなざしを持って来るか、その掛け算で、同じ場所がまるで違う顔を見せる。 友人が見た京都も、僕が見ている京都も、どちらも京都です。ただ、持って来たまなざしが違っただけ。もし友人がもう一度、何の期待も持たずにこの街を歩いたら、まったく別の京都に出会えるかもしれない。そんなことを思いながら、すれ違う人たちの「まなざし」を想像していました。 続きはこちら https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
2 months ago
今週も石垣島にいます。 沖縄は今週、旧盆を迎えました。本土のお盆は8月13〜15日ですが、沖縄では今も旧暦に基づいてお盆を行う地域が多く、毎年日付が変わります。2026年は8月25日から27日の3日間でした。 旧盆の3日間は、初日のウンケーでご先祖を迎え、中日のナカヌヒーを親族とともに過ごし、最終日のウークイで送り出すという流れです。単なる行事ではなく、親族が集まり、仏壇を囲んで家族や親族のつながりを確認する機会でもあります。石垣島を含む八重山では、この旧盆を「ソーロン」と呼びます。 石垣島では今でも平屋の一軒家が多く残っています。歩いていると線香の匂いが漂い、軒先からは家族が談笑する声が聞こえてくる。地元の商店やスーパーに行くと、本土では見かけないお供物のお菓子が並んでいます。旧盆のために帰省してきた子どもが店の手伝いをしている姿もあり、島全体が旧盆の空気に包まれているのを感じます。 そして八重山の旧盆を語るうえで欠かせないのが「アンガマ」です。夜、宿の近所を歩いていると、どこからか三線と太鼓の音が聞こえてきます。音のする方へ近づくと、お面をかぶった老人と老婆の一行が、住宅街の一軒の家に入っていくところでした。観光施設でもホテルのイベントでもない、普通の民家です。これがアンガマです。 アンガマは、お面をかぶった翁(ウシュマイ)と媼(ンミー)が、ファーマーと呼ばれる人々を従えて家々を回る行事です。ウシュマイとンミーはあの世からの使者、ファーマーはその子孫とされ、つまりあの世からやってきた祖先の一行が、この世の子孫の家を訪ねてくるという構図です。訪れた家では仏壇を拝み、三線を奏で、歌い、踊り、先祖を供養します。 面白いのが「珍問答」です。ウシュマイとンミーは、アンガマムニと呼ばれる独特の高い声で、観客からの質問にユーモラスに答えます。例えば、過去の記録では「なぜ沖縄は旧暦でお盆をするのか」という問いに「全国一斉にお盆をすると混むから、沖縄だけ旧暦にした」といった具合です。先祖供養と、歌舞と、ユーモアと、方言文化。それらが融合した、とても独特な民俗芸能です。 このアンガマ、決して新しい観光イベントではありません。石垣市立八重山博物館には1844年に作られたと伝わる面が収蔵されており、少なくとも江戸時代末期までさかのぼる民俗文化です。 ただし、民家で行われるアンガマは、観光客のために開催されるショーではありません。本来は先祖を供養するための行事で、アンガマの一行が訪れるのは仏壇のある一般の民家です。普通の住宅街で、地域の人たちが自分たちの先祖を迎えている。僕が偶然通りかかったのも、そういう私的な空間でした。一方で、ホテルのステージなど公共の場では、観光客向けにアンガマやエイサーが行われていました。 だからこそ、民家のアンガマを見学するときにはマナーが求められます。家の敷地に勝手に入らない、道を塞がない、踊り手の邪魔をしない、フラッシュ撮影に配慮する。石垣市の観光交流協会も「行事の妨げにならないよう」呼びかけています。 今回、八重山に長く滞在して、さまざまな伝統行事を見てきました。それらが見せてくれたのは、観光地としての石垣島ではなく、人が暮らしている島としての石垣島です。 観光資源は、観光客に見せるためのもの。生活文化は、そこに暮らす人たちが受け継いできたもの。アンガマは後者です。だから「もっと観光客に見せればいい」という単純な話にはなりません。むしろ観光客の側が、その文化に合わせる必要がある。 SNSで「アンガマが見られる場所」として拡散され、特定の民家に観光客が殺到すれば、先祖のための行事が、見られるためのイベントに変わってしまいます。一方で、今年は地域によってアンガマの現在地がわかるウェブサイトが公開されていて、伝統行事と外の世界とのちょうどいい距離を探る試みも始まっているようです。 移動を続けながら暮らしていると、その土地の「観光」ではなく「生活」に触れる時間が多くなります。旧盆の夜に偶然聞こえてきた太鼓の音は、まさにそれでした。石垣島を観光するのではなく、石垣島で暮らしてみたからこそ見えた景色だったのだと思います。 ニュースレターで毎週配信しています。 https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
3 months ago
今週は八重山諸島の石垣島にいます。 気がつけば、石垣島を拠点に離島へ渡る8月を、もう3週間も過ごしていました。ただ今年の石垣は、台風の接近が非常に多い夏となりました。実際、今年は台風の当たり年のようです。気象庁の統計によると、2026年上半期(1〜6月)の台風発生数は8個。平年の約2倍のペースで、上半期に8個というのは11年ぶりだといいます。体感だけでなく、数字の上でも今年は台風が多い年でした。 今週もまた新たに18・19・20号のトリプル台風が発生しており、その影響で激しい雨風が吹き荒れています。石垣島では台風が来ると、船便での物資が止まります。そのため、スーパーの棚が数日にわたってガラガラになることも少なくありません。僕も台風が近づくと、ステーキ肉などを買いだめして冷凍するようにしています。飲食店も閉まってしまうと、たちまち食事難民になってしまうからです。 離島で暮らしていると、自然の前では人間はいかに無力かということを、繰り返し実感します。船が止まれば物が届かない。風が吹けば島外に出られない。どれだけ文明が進んでも、天気ひとつで生活が一変します。 この夏は、各地で自然災害のニュースが続きました。千葉県での記録的な豪雨被害、最大震度7を記録した熊本の地震。夏休みどころではなかった方々も、たくさんいらっしゃったと思います。 今の日本では、どこにいても自然災害に遭う可能性があります。地震、台風、豪雨、土砂災害。安全な場所などどこにもない、というのが正直な実感です。 僕自身は移動しながら暮らしているので、災害が起きた時には別の場所へ動くという選択肢があります。台風が来る前に島を離れることもできる。浸水を心配する家もありません。けれど、ほとんどの人は定住しています。自分の家があり、仕事があり、暮らしがある。場所に依存した守るべきものがたくさんある。災害が来ても、その場所で生活を立て直さなければなりません。 もちろん、誰もが移動する暮らしをすべきだと言いたいわけではありません。ただ、そういう選択肢もあるということを、特に若い世代の方には頭に入れておいてほしいと考えます。そして、どこかで災害が起こったとき、自分が安全な場所にいるのなら、何かしらの形で支援をしたい。それは、義援金という形でなくても、復興後に旅行に行くことでもいいと思います。 コーヒーを飲んで支援することもできます。京都では、8/24から「風とCOFFEE」さんで熊本地震の支援の一環として、熊本のロースターのコーヒー豆の取り扱いが開始するそうです(こちらのnote記事にもゲストビーンズの情報があります)。 移動する自分がコーヒーを楽しめる場所があるのも、ホテルやゲストハウスに泊まれるのも、その場所に根を張っている人たちがいるからこそ。だからこそ、旅する側にできるのは、訪れることでその土地にささやかでも何かを返していくことなのかもしれません。台風の影響で荒天の週末、宿にこもってそんなことを考えていました。 ニュースレターで毎週配信しています。 https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
3 months ago
[移動日記.67]猛暑の京都でもホットコーヒーを楽しむ日々 気温が40℃近くまで上がる猛暑の日々ですが、相変わらずホットコーヒーを楽しんでいます。そんな今回の京都滞在中に足を運んだ新しくオープンしたお店から馴染みのお店まで、日々のコーヒー巡りの記録をお届けします。 まず東山へ。三十三間堂やフォーシーズンズホテルが近い妙法院エリアに、今年5月にオープンした「pourtoi(プルトワ)」があります。フランス語で「あなたのために」という意味を持つ小さなカフェバール。ドリンクはエスプレッソが中心で、自家製ベーグルや焼き菓子も提供しています。初めて飲んだカフェ・コン・ギアッチョ(氷が入ったグラスにエスプレッソを淹れ、ゆっくりと楽しむ)が印象的でした。豆は浅煎りも選べて、キレのある酸味が京都の暑さに心地よい。駅から少し歩きますが、こじんまりと落ち着いた空間で美味しいエスプレッソを飲むという優雅な時間を過ごせました。 最近面白いのが二条エリア。二条城の周辺に個性的なコーヒーショップが次々と生まれています。そんな二条城の東側にあるのが「ネオキ」。「ぼんやり、ひかる。」というコンセプトを持つ自家焙煎のスペシャルティコーヒーショップです。コーヒー豆はコロンビアやエチオピアなど産地・精製方法にこだわったラインナップで、本やヴィンテージアイテムも扱っています。店名どおり朝早くからオープンしていて、寝起きで美味しいコーヒーを飲めるのがうれしいお店です。 二条城北側にある「Coffee Yoshihara」は、元々Kurasuでヘッドバリスタを担っていたヨシハラさんとその奥様が夫婦で営むスペシャルティコーヒー店。2023年12月オープンで、今回は数年ぶりに2度目の訪問。相変わらず、美味しい!メニューはドリップコーヒーのみというこだわりで、手作りスコーンも絶品。住宅街にある古民家を改装した空間で、ゆっくりとコーヒーを楽しめます。 二条城から西側へ、二条駅を越えた住宅街にオープンしたのが「phenomenon(フェノメノン)」。2026年5月に西ノ京に誕生した、人気店「actual kyoto」の珈琲の焙煎と焼き菓子の「ラボ」としてひっそりと営業しています。崩壊寸前だった建物を1年かけてリノベーションした空間には、山から丁寧に選ばれた植物たちが共存しています。現在は月に数日のみの不定期営業で、看板もなく、SNSにも写真がほとんど出回っていない。訪れた人だけのお楽しみという隠れ家感が面白い場所でした。 丸太町では「Focaccería CHUCHO(フォカッチャ チュチョ)」へ。エルサルバドルのコーヒーに特化した人気店「coyote」の新ブランドで、2026年4月にオープンしました。主役は毎日手作りの自家製フォカッチャ。米粉のフォカッチャも選べるというのが、嬉しい!定番の「エル・チュチョ」を中心に、数種類から選べます。さらに、フォカッチャを頼むとCOYOTEのオリジナルブレンドコーヒーのおかわりチケットまで付いてきます。コーヒーにこだわっているcoyoteならではの試み。ついつい長居をしてしまいます。 京都駅方面に下り五条エリアへ。東本願寺と高瀬川の中間あたりに2023年にオープンした「cité(シテ)」は、古着屋とカフェが併設されたお店です。運営するのは関西と台南出身のご夫婦。10年以上、フランスのパリで暮らした後、京都でお店を開きました。それもあってか、古民家を改装した空間はどこか海外のヴィンテージショップの雰囲気も漂っています。コーヒーは浅煎りのスペシャルティコーヒーが中心で、焼き菓子もラインナップ。ゆっくりと美味しいコーヒーが味わえる、素敵なお店です。 他にもまだまだ行きたいお店がありましたが今回も行ききれず。次回の京都に持ち越しです。京都のコーヒー巡りの楽しみは尽きません! 続きはこちら https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
3 months ago
【移動日記69】 今週は八重山諸島の小浜島にいます。 先週からの台風の影響で、八重山諸島の天気が不安定だったことから、ほとんど石垣島のゲストハウスにこもっていました。仕事をして、映画を見て、読書をする。気がつくと一日中、何かしらのデバイスの画面を見続けてしまう。座る時間が増え、日光に当たる時間が減り、歩数も少なくなる。頭と体がどんどん重くなってきたところで、この週末にやっと晴れたので、小浜島へやってきました。 小浜島は石垣島からフェリーで約30分。リゾートホテルはあるものの、観光スポットといえるものはほとんどなく、アクティビティが豊富なわけでもありません。では、何をするのか。小浜島は「何もしないことをする島」だと聞いたことがあります。 人口は約700人、島の周囲は16.5kmほどの小さな島。タクシーもバスも信号もありません。フェリーターミナルで電動自転車を借りて、サトウキビ畑の広がるシュガーロードを走ると、風がとても気持ちいい!坂道が多い島なので、下り坂をノーブレーキで駆け下りていると、まるで小学生の頃に戻ったような気分です。 しかも、走っている途中にほぼ人も車も通りません(時々、牛とヤギと孔雀!がいます)。そうやってしばらく走ると、目的地の細崎(くばざき)海岸に着きます。西表島がすぐ目の前に見えるこの小さなビーチに着くと、そこにいるのは僕だけの貸切状態。砂浜にタオルを敷き、腰を下ろします。 ところが、気がつくとスマホで音楽を再生し、翌日配信するニュースレターの下書きを始めている自分がいました。誰かに急かされているわけでもないのに、何かをしようとしているのです。「何もしないことをする」はずだったのに。 本州から遠く離れた美しい離島にいても、スマホと電波があればどこでも何かができてしまう。AIの発達でできることが増えた分だけ、何もしない時間が不思議と減っていく。場所は変わっても、時間のリズムはなかなか変わらない。小浜島まで来て、それに気づかされました。 だから、このビーチで「何もしないことを」やってみました。すると、気がつくのは、水の音、風の音、虫の声しかしないこと。何も考えず、何もしないことに気づいたとき、それがとても贅沢なことのように思えました。 https://t.co/uEu0zwjGaE
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keisuke fujita
@ke_suke95
3 months ago
[移動日記.63]島から古都に移動して 3月に京都を離れて、大阪、石垣島、ダナン、ニャチャン、ダラット、石垣島と移動し、4ヶ月ぶりの京都。たったの4ヶ月ですが、ずっと南国の自然が多い場所にいたため、京都の神社と町屋がある街並みにとても新鮮さを感じています。 島から古都へ移動して街を歩いていると、ふと、場所に合わせて自分の輪郭も変わるということに気が付きます。石垣島にいるときの自分は、時間の感覚がゆるやかです。海の色や風の向き、空の広さに意識が向き、考えることよりも感じることが多くなる。身体が外の世界と直接つながっているような感覚があります。 一方、京都を歩いているときの自分は、少し違います。町家の格子、石畳の路地、神社の鳥居。ここには人が積み重ねてきた時間が可視化されていて、自然と思考が動き出す。何かを観察し、考え、言葉にする。石垣島では体が先に動いていたのが、京都では頭が先に動く感じです。 司馬遼太郎は「街道をゆく」で石垣島や竹富島を訪れた際、「自分を日本人と規定するより倭人と規定するほうが、ずっと自分がひろがってゆく感じがする」と書いています。規定の枠を外すことで、自分がひろがる。場所が人の自己認識を変えるという感覚を、半世紀前に司馬も同じ島で感じていたのかもしれません。 場所によって、自分の違う側面が引き出されているだけで、どちらも本当の自分です。移動を続けているうちに、そのことが少しずつ腑に落ちてきました。 同じ人間が場所によって異なる状態になるとすれば、「どこにいるか」は「何をするか」と同じくらい、あるいはそれ以上に、自分のあり方を左右するのかもしれません。環境が人をつくる、とよく言いますが、移動しながら暮らすことで、その実感が積み重なっていきます。 この移動中に出版したKindle「移動日記 京都」は、まさにそういう状態で書きました。4ヶ月ぶりの京都。馴染みのカフェで久しぶりの人たちに会い、コーヒーを楽しむ京都の週末です。 https://t.co/M78d6uUVgF
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keisuke fujita
@ke_suke95
3 months ago
今週は八重山諸島の黒島にいます。 八重山諸島では毎年旧暦6月(新暦7〜8月頃)、稲の収穫を終えた後にさまざまな祭が行われます。この1年の豊作への感謝と、翌年の五穀豊穣・無病息災、さらには芸能を祈る夏の伝統行事で、石垣島、小浜島、西表島、黒島などの地域でそれぞれ異なる内容で開催されます。 面白いのが、島によって名前も、内容も、外部への開かれ方も、まったく違うことです。たとえば、小浜島で1年の豊作への感謝と翌年の五穀豊穣を祈る「結願祭(きちぃがんさい)」は完全な秘祭。祭りの期間中は観光客の島内立ち入りが禁止され、内容も口外禁止とされています。 一方で黒島の「豊年祭(ぷーりぃ)」は島外の人間にも開かれた祭りです。フェリーターミナルから会場の宮里海岸まで黒島港から送迎車が出ており、島民、島外からの郷友、そして観光客(僕のほかにはいないようでした)が一緒になって海岸へ向かいます。 祭りは朝からはじまります。漕ぎ手たちが唄をうたい櫂を立てて御嶽の方向に向かい豊年を祈願する「朝漕い(あさくい)」が行われ、次に集落対抗の爬竜船競漕(ぱーれー)。ふんどしを締めた「ウーニー」と呼ばれる若者が浜から船へ駆け下りてスタートし、沖のフキ(浮き)を取り上げて戻り、船から下りて村長に渡すまでを村対抗で競います。 午後からは各村による奉納舞踊が始まります。黒島の豊年祭で最も特徴的なのが、「ミーラク(ミルク行列)」です。白い仮面をつけた豊穣の神・ミルク様を先頭に、華やかな衣装をまとった一行が三線の音とともに海岸を歩きます。ミルク行列が海岸で行われるのは、八重山の豊年祭の中で黒島だけです。 見学して印象的だったのは、「この島の豊年祭は世界一だ。しかし後継者不足が深刻で、なんとか孫たちに継いで行ってほしい」という進行を務める男性の言葉。祭りは、続けることでしか守れない。誰かが踊り続け、唄い続け、奏で続けることで、初めて次の世代へ手渡せるものです。人口200人の島で、それを続けることがどれほど大変なことか。それでも毎年この海岸に人が集まるのは、祭りが単なる行事ではなく、島の人たちの誇りであり、アイデンティティそのものだからなのでしょう。 祇園祭の記事でも書きましたが、人口減少が著しい日本で伝統を守り続けていくのは簡単なことではありません。それを八重山の海を隔てた小さな島々が、自分たちのやり方で何百年もの伝統を守り続けている。その清々しさと、続けることの厳しさが同時に胸に残るまま、美しい黒島の海をあとにしました。 ニュースレターで続きを読む https://t.co/zyaHreXwpv
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keisuke fujita
@ke_suke95
5 months ago
ノマドによるノマドのためのダナン•カフェガイドをKindleで出版しました。 ビーチエリア39店舗に足を運び、おすすめできる19軒をデータと写真で紹介する 『ベトナム「ダナン」のノマドカフェ・ガイド』 https://t.co/Rrri2vkxlD
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
ベトナム・ダラット。街を歩くと、フランスが植民地時代に自分たちのために設計した街が、今はベトナム人が楽しむ場所に変わっていた。 今週のニュースレターはこちら https://t.co/oijaqLtq5U
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
ベトナムニャチャンのビーチ。一見ダナンと似ているが、歩いてみるとその雰囲気は異なります。 戦争、外交、歴史—— 観光トレンドだけで語れない、南国リゾートとは ニュースレター https://t.co/oijaqLtq5U
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
Kindle出版のお知らせ。 「移動日記 京都」 なぜ、縁もゆかりもない街に、何度でも戻ってくるのか。 桜、コーヒー、祇園祭、都市設計、インバウンド。京都を拠点に世界を移動しながら見て歩いて考えたことを一冊に。 https://t.co/j52VRRPcA0
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
スペインのデジタルノマドビザ、 取得してからが本番だった。 許可後に待ち受けていた 意外なハードルとは。 実際に取得した夫婦への インタビュー全文はこちら↓ https://t.co/yNY49V1BLd
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
石垣島→ダナン。 静寂から喧騒へ。 波の音からクラクションへ。 余白から密度へ。 旅先が変わると、 前の場所で気づかなかったものが見えてくる。 毎週日曜、世界のどこかから配信中。 ↓ https://t.co/oijaqLtq5U
keisuke fujita
@ke_suke95
6 months ago
石垣島には、リゾートの下に眠る歴史がある。 1945年、日本軍は住民をマラリア有病地帯へ強制避難させた。波照間島では全人口の3分の1以上が死亡。 美しい海だけ見ていると、その記憶は目に入ってこない。 ↓毎週日曜配信 https://t.co/oijaqLtq5U
keisuke fujita
@ke_suke95
12 months ago
[030]バンコクの屋台とテクノロジーの狭間で(連載:乱世をサバイブする体づくり、AI時代の稼ぎ方) https://t.co/cKXBRHkBdi
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