前橋国際芸術祭2026での山縣良和さんの出品作《Where The Story Ends つづく よ つづく》は、2年前に同じアーツ前橋で僕がキュレーションした大規模個展「ここに いても いい/It`s ALright To Be Here」の続編になっています。山縣さんの息子・綴(つづ)君の成長の歩みが今回のインスタレーションをかたちづくっています。
アーツ前橋の大階段下(プロムナード)に綴君と山縣さんが親子で並べた玩具の行列は、壁を突き抜け、反対側にあるギャラリー4へと続いていくのですが、その先では幼子の無邪気な空想が不穏な異世界へと徐々に変容していきます…。それはこの現実世界の行く末への、山縣さんの(一人の親としての)不安の表出なのかもしれません。
画像1枚目は綴君がアーツ前橋で行列を作っている様子。愛らしい人形や玩具は前橋市中央商店街にある玩具の老舗・黒田人形店の黒田桂子さんからお借りしました。黒田さんには展示制作にあたり様々なご助言をいただき、本当にお世話になりました。writttenafterwards チーム含め、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。