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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
@nakavoice
思想家・哲学者、声楽家(バス)/元埼玉県立本庄東中学校音楽教諭(合唱部顧問)/よみうりカルチャー講師、ヨークカルチャー講師、セブンカルチャー講師、女声合唱団クラーク館指揮者、教育音楽学会会員/ココナラ販売中!
池袋
Joined July 2010
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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
@nakavoice
8 months ago
良い声は身体だけではなく「脳の許可」で決まります。 出せるか出せないかは、喉や筋肉の問題だけではなく、脳がその声を「出していい」と認めているかどうかです。 高い声が出ない人の多くは、身体が拒否しているのではなく、脳が「危険」と判断してブレーキをかけています。つまり、脳がまだその声を『許可』していない状態です。 逆に、脳が「この声は出せる」と判断した瞬間、身体は自然にその声を再現し始めます。これが、ある日『突然』高音が出せるようになったり、声の響きが激変する瞬間の正体です。 声の限界は、身体の限界ではありません。 『脳の許可の範囲』が、 あなたの『声の限界』です。 だから本当に良い練習とは、発声の知識の習得やのど等を鍛えることだけではなく、脳に「この声を出してもいい」と心理面でも教育することです。 声を変えるとは、 脳の許可を書き換えることです。
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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
@nakavoice
about 2 months ago
声楽の浅いようで深い話をします。 声楽は音域が勝負です。 声楽には広音域が必要です。 それは、音域の広さそのものが目的なのではなく、余裕を作るために音域を広げる必要性が生まれる、ということです。 高いレが出るからすごいのではなく、高いドを自由に歌える。 低いドが出るからすごいのではなく、低いレを自由に歌える。 そして自由に歌えるからこそ、音楽を豊かに表現できるのです。 最近はこんな感じでいます。
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8 months ago
良い声は身体だけではなく「脳の許可」で決まります。 出せるか出せないかは、喉や筋肉の問題だけではなく、脳がその声を「出していい」と認めているかどうかです。 高い声が出ない人の多くは、身体が拒否しているのではなく、脳が「危険」と判断してブレーキをかけています。つまり、脳がまだその声を『許可』していない状態です。 逆に、脳が「この声は出せる」と判断した瞬間、身体は自然にその声を再現し始めます。これが、ある日『突然』高音が出せるようになったり、声の響きが激変する瞬間の正体です。 声の限界は、身体の限界ではありません。 『脳の許可の範囲』が、 あなたの『声の限界』です。 だから本当に良い練習とは、発声の知識の習得やのど等を鍛えることだけではなく、脳に「この声を出してもいい」と心理面でも教育することです。 声を変えるとは、 脳の許可を書き換えることです。
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about 2 months ago
声楽の浅いようで深い話をします。 声楽は音域が勝負です。 声楽には広音域が必要です。 それは、音域の広さそのものが目的なのではなく、余裕を作るために音域を広げる必要性が生まれる、ということです。 高いレが出るからすごいのではなく、高いドを自由に歌える。 低いドが出るからすごいのではなく、低いレを自由に歌える。 そして自由に歌えるからこそ、音楽を豊かに表現できるのです。 最近はこんな感じでいます。
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合唱集団~宴~ @8/2東京都合唱祭
@EnBanquet
「この縁を大切に、円になって歌い、曲の世界を演じ、歌った後は宴を楽しむ」をモットーに都内で主に活動。お問い合わせはお気軽に→
[email protected]
Youtubeチャンネル→ https://t.co/QJHkM9DVYT
Youth Choir "Luminaries"
@YC_Luminaries
さいたま市を中心に活動するユース合唱コミュニティ『ルミナリーズ』です🕊✨️/音楽監督・指揮 森田悠介(@moppest )/2024関東合唱コンクール 大学・ユースの部 金賞2位🥇 / 2025埼玉県合唱コンクール 大学・ユースの部 金賞2位🥇&文団連賞✨ / 絶賛団員募集中!!!
岡山大学男声合唱団コール・ロータス
@chorlotusokadai
初心者ばかりの仲間たちで作り上げるハーモニー!岡山大学公認クラブの男声合唱団コールロータスの公式アカウントはこちら!月水金の週3で活動中!#岡山大学コールロータスのここがすごい! 団の雰囲気や活動の様子はこちらから!新歓垢→@queenoflotus #岡山大学 #男声合唱/岡山県合唱連盟/OSCA #春から岡大
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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
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2 months ago
【ロングトーンについて】 ロングトーンが苦手な人は、「肺活量が少ないから続かない」と考えがちですが、実際にはその逆で、息を必要以上に消費してしまっている場合が少なくありません。声を長く保つためには、単純に大量の息を吐けば良いわけではないのです。むしろ、息を安易に流し過ぎることで、声は不安定になります。 特に、喉で押し出すように発声すると、声帯の抵抗と呼気のバランスが崩れます。すると息が一気に漏れ、音量は出ていても、響きの密度が薄くなります。また、口から大量に吐き出そうとする人ほど、身体の内側の支えが失われやすく、声が前に飛ぶ前に空気だけが逃げてしまいます。その結果、「頑張っているのに続かない」という状態になります。 本来のロングトーンは、力任せに伸ばすものではなく、少ない息でも響きが持続する状態を作る技術です。アッポッジョの感覚が成立すると、息は止まっているようでありながら、必要最小限だけが静かに流れていきます。すると喉の負担も減り、声は細くならずに、深さと響きを保ったまま長く続くようになります。 https://t.co/AK0uWXLi4B
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2 months ago
【ロングトーンについて】 ロングトーンが苦手な人は、「肺活量が少ないから続かない」と考えがちですが、実際にはその逆で、息を必要以上に消費してしまっている場合が少なくありません。声を長く保つためには、単純に大量の息を吐けば良いわけではないのです。むしろ、息を安易に流し過ぎることで、声は不安定になります。 特に、喉で押し出すように発声すると、声帯の抵抗と呼気のバランスが崩れます。すると息が一気に漏れ、音量は出ていても、響きの密度が薄くなります。また、口から大量に吐き出そうとする人ほど、身体の内側の支えが失われやすく、声が前に飛ぶ前に空気だけが逃げてしまいます。その結果、「頑張っているのに続かない」という状態になります。 本来のロングトーンは、力任せに伸ばすものではなく、少ない息でも響きが持続する状態を作る技術です。アッポッジョの感覚が成立すると、息は止まっているようでありながら、必要最小限だけが静かに流れていきます。すると喉の負担も減り、声は細くならずに、深さと響きを保ったまま長く続くようになります。 https://t.co/AK0uWXLi4B
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2 months ago
アッポッジョとは、単なる「腹式呼吸」や「支え」といった部分的な技術ではなく、呼吸・姿勢・共鳴・発声が均衡した状態のことです。イタリア語の appoggio は「寄りかかる」「支える」という意味を持ちますが、実際には力んで押し支えることではありません。息を大量に吐き出すのではなく、吸った後の身体の広がりや圧力を保ちながら、必要最小限の息で声を効率良く響かせていきます。 本来のアッポッジョでは、胸や背中、脇腹など体幹全体が自然に働き、喉だけで無理に声を作ろうとしません。そのため、高音でも喉を押し上げず、低音でも暗く沈み過ぎない、安定した声になります。声帯は力で押し込む場所ではなく、呼吸の圧力が通過する場所として機能します。 また、アッポッジョは一瞬のやり方ではなく、日常の立ち方や呼吸習慣によって育てられるものです。だからこそ、強く頑張る練習よりも、静かなハミングや小さな声での丁寧な訓練が重要になります。発声とは「頑張って出す」ことではなく、全身の均衡によって自然に響く状態を作ることなのです。 https://t.co/tW7XAfd2fW
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2 months ago
アッポッジョとは、単なる「腹式呼吸」や「支え」といった部分的な技術ではなく、呼吸・姿勢・共鳴・発声が均衡した状態のことです。イタリア語の appoggio は「寄りかかる」「支える」という意味を持ちますが、実際には力んで押し支えることではありません。息を大量に吐き出すのではなく、吸った後の身体の広がりや圧力を保ちながら、必要最小限の息で声を効率良く響かせていきます。 本来のアッポッジョでは、胸や背中、脇腹など体幹全体が自然に働き、喉だけで無理に声を作ろうとしません。そのため、高音でも喉を押し上げず、低音でも暗く沈み過ぎない、安定した声になります。声帯は力で押し込む場所ではなく、呼吸の圧力が通過する場所として機能します。 また、アッポッジョは一瞬のやり方ではなく、日常の立ち方や呼吸習慣によって育てられるものです。だからこそ、強く頑張る練習よりも、静かなハミングや小さな声での丁寧な訓練が重要になります。発声とは「頑張って出す」ことではなく、全身の均衡によって自然に響く状態を作ることなのです。 https://t.co/tW7XAfd2fW
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3 months ago
声楽の発声では、ただ明るい声を出せばよいわけではありません。口先だけで明るくした声は、一見よく響くように感じられても、身体の支えが浅いと軽く、薄く、音楽的な深みに欠けてしまいます。反対に、暗くしようとして喉を押し下げたり、口の奥だけを広げたりすると、声は深くなるのではなく、こもってしまいます。 大切なのは、黒みのある深い響きの中に、明るい芯を持つことです。発声は黒くて明るい声を出すと良いのです。黒い声とは、重く沈んだ声ではなく、身体の奥から支えられた陰影のある声です。明るい声とは、浅く軽い声ではなく、倍音が通り、遠くまで届く芯のある声です。 高い声にも低い声にも、この暗さと明るさの両方が必要です。高音は明るさだけでは浮き、低音は暗さだけでは沈みます。アッポッジョによって息と身体の均衡が保たれると、声は無理に作らなくても深さと光を持ちます。良い声楽発声とは、暗さと明るさが共存した、中庸の響きなのです。 https://t.co/AK0uWXLPU9
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3 months ago
音楽の弟子には、師匠を敬う心と同時に、やがて師匠を超えようとする野望が必要だと思います。なぜなら、音楽は単なる模倣ではなく、最後には自分自身の表現へと到達しなければならない世界だからです。一生ただ従い続けるだけでは、学びはどこかで依存に変わりやすく、芸術としての自立も生まれにくくなります。 もちろん、師匠を超えるとは、見下すことでも恩知らずになることでもありません。むしろ深く学び、深く敬ったからこそ、その教えを土台にしてさらに先へ進もうとすることです。本当に健全な師弟関係とは、弟子が師匠の複製になることではなく、自分自身の音楽を持つ存在へ成長していくことを許す関係でしょう。 師匠は弟子を従わせるためではなく、自立させるために存在します。弟子もまた、忠誠を示すだけではなく、受け取ったものを自分の中で深め、やがて自分の名前で立たなければなりません。音楽に必要なのは、従順さだけではなく、敬意を含んだ野心なのだと思います。 https://t.co/1fs0Nwp35b
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5 months ago
高い声が出ない理由は、単なる技術不足だけではありません。多くの場合、そこにはアッポッジョの不足と、脳の許可の不足が同時にあります。アッポッジョが無ければ、高音を支えるための身体的な土台が無く、喉だけで無理に出そうとして苦しくなります。しかし逆に、身体としてはある程度可能でも、「そんな高い声は自分らしくない」「失敗したら恥ずかしい」と脳が無意識にブレーキをかけていると、高音は出にくくなります。つまり高い声とは、喉の問題だけではなく、自己像や恐れの問題でもあるのです。高い声を出すためには、アッポッジョによって全身の支えを整えつつ、その声を自分のものとして受け入れる必要があります。高音とは、力で押し上げるものではなく、支えられた身体と、許可を出した脳の中で自然に現れる自由な声なのです。 ⭐︎下の画像から、最新のブログに移動します。 https://t.co/1s91ZsSEVh
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5 months ago
発声では「口をよく開ける」よりも「唇」に意識を置くことが大切です。口全体を操作しようとすると、顎や喉に力が入りやすくなりますが、唇に集中すると余計な緊張を防ぎやすくなります。 特に唇を横に引くのではなく、 縦方向にやわらかく伸ばす意識 が重要です。縦の方向性を保つことで口腔の奥行きが確保され、響きが整い、息の圧も安定します。形を固めるのではなく、アッポッジョの状態を、唇という外側から静かに支える感覚が理想です。 ⭐︎下の画像には「アッポッジョとは何か」とありますが、実際は「アッポッジョと唇」のブログに移動します。 https://t.co/VrsFYqxObC
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4 months ago
歌が上手くなるかどうかは、練習量だけでは決まりません。人は、それを自分にとって本当に『必要』だと感じたときに、大きく変わりやすいのです。逆に、上手くなることで目立つ、期待される、今までの自分が壊れる、失敗が怖くなる、という無意識の不安があると、身体はどこかで上達を拒みます。つまり、上達できない原因は努力不足だけではなく、心や身体がまだその変化を引き受ける準備をしていないことにもあります。 歌の上達とは、単なる技術習得ではなく、上手く歌う自分を受け入れることでもあるのです。だからこそ、必要性を深く感じた瞬間に、感覚や声が急に変わることがあります。上達とは、練習の結果であると同時に、自分自身への『許可』によって起こる変化でもあるのです。 https://t.co/vE4Ykyr4vk
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6 months ago
高い声は「高い声を出す練習」をすれば出るようになる、と思われがちですが、実はそう単純ではありません。むしろ、高い声を無理に出そうとする練習を繰り返すことで、かえって高音が出なくなってしまう場合もあります。なぜなら、失敗したときの苦しさや力みの感覚を身体が覚えてしまい、「高い声=苦しいもの」と脳が学習してしまうからです。そうなると、声帯や呼吸が無意識にブレーキをかけ、高音に入る前から身体が固まってしまいます。 本来、高い声は力で押し上げるものではなく、アッポッジョによって呼吸と身体のバランスが整った結果として自然に出てくるものです。 だからこそ、高音そのものを追いかけるよりも、楽に響く状態を作ることや、中音域と低音域を響かせる練習を優先することが、結果的に高い声への近道になります。 https://t.co/YDOB8L10Vv
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6 months ago
歌の練習には「やる勇気」と同じくらい「休む勇気」が必要です。人は努力を止めると不安になり、練習しないと衰えてしまうのではないかと感じます。しかし、声は練習している最中だけで育つものではありません。むしろ、正しく使われた声は、休んでいる時間の中で整理され、身体に自然に定着していきます。 少し物足りないところで練習を終える ことで、脳と身体には余白が生まれ、次に声を出したときに、より深く柔らかな響きが戻ってくるのです。 反対に、疲れた状態のまま無理に練習を続けると、 出にくくなった声や重たい感覚を「正しい状態」だと身体が勘違いして 覚えてしまいます。その結果、声はますます硬くなり、表現の自由も失われていきます。 だからこそ、休むことは怠けではなく、声を守り育てるための大切な練習の一部なのです。発声とは、声を出すことだけでなく、『回復させることまで含めた技術』といえます。 https://t.co/8JOZ5vREi6
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7 months ago
声は「遠くに飛ばそう」とはしない方が遠くまで届く、というブログもよろしくお願いします! https://t.co/zCMLeoIwbw
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4 months ago
歌において大切なのは、歌っている最中に直接「心を込めよう」としないことです。心を強く出そうとすると、呼吸や支えや響きのバランスが崩れやすくなり、かえって声を適切にコントロールできなくなるからです。その結果、本人は感情を出しているつもりでも、聴き手には不安定な歌として届いてしまうことがあります。 本当に必要なのは、感情をむき出しにすることではなく、感情が伝わるように技術で形を整えることです。強弱、音色、言葉の置き方、間の取り方、フレーズの流れなどを丁寧に設計することで、聴く人はそこに「心」を感じます。つまり、心は直接ぶつけるものではなく、テクニックによって立ち上がらせるものなのです。 心は不要なのではありません。心は歌の解釈や準備の段階で必要です。しかし本番では、それを冷静に技術として実行することが大切です。感情に溺れるのではなく、感情が伝わる構造を作ること。それが、歌における本当の意味での「心を込める」ということなのだと思います。 https://t.co/38SFNdFxZI
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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
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3 months ago
一部のボイトレ系YouTubeチャンネルには、自身の理論や指導法を際立たせるために、 「世間一般のボイトレは間違っている」 「多くのボイストレーナーは本質を理解していない」 「ちまたの指導内容は上辺っツラだ」 といった形で他者全体を否定的に語る発信スタイルが見られる。これは実際の多様な指導現場や方法論を丁寧に比較する姿勢というより、相手側を単純化・極端化し、その弱く描かれた像を批判することで 自説を優位に見せる構図 になりやすい。教育的というより演出的な手法である。こうした語り口が広がりやすい背景には、YouTubeでは穏当で複雑な説明より、強い断定や対立構図のほうが注目を集めやすい事情がある。 「常識は間違い」「これだけが正解」「私のレッスンだけが正しい」 といった言葉はクリックされやすく、悩みを抱えた視聴者にも強く刺さる。しかし、発声や歌唱指導は声質、身体条件、ジャンル、目的によって最適解が変わる領域であり、一つの方法だけを絶対視する姿勢には限界がある。 視聴者がこうした動画に不快感を覚えるのは自然で、それは単なる好みではなく、公平さや他者への敬意、学びの誠実さが欠けていると感じ取っているからだろう。本当に信頼できる指導者ほど、他者を不必要に貶めず、自分の方法の有効性や適用範囲、限界まで含めて淡々と語り、結果や実践によって価値を示す。他人を下げて自分を上げる姿勢より、自らの仕事そのもので語る姿勢のほうが、長期的にははるかに説得力がある。
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Shinji Nakayama@思想家・哲学者、声楽家(バス)
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5 months ago
高い声が出ない原因は、音そのものの難しさよりも、その前に脳が「高い」「危ない」「失敗するかもしれない」と警戒してしまうことにある場合があります。すると、実際に声を出す前から喉や顎や舌が固まり、息も重くなり、身体が過剰に身構えてしまいます。その結果、高音が出しにくくなるのです。反対に、 気持ちが準備しきる前に、いきなり高い声へ入ると、脳の警戒が十分に働く前に声が出て、意外と自然に通ることがあります。 これは脳をうまく騙すようなもので、高音への苦手意識が強い人ほど起こりやすい現象です。つまり、高い声が出ないのは能力不足ではなく、出す前の構えが邪魔をしていることも多いのです。大切なのは、どう頑張るかよりも、どう構えすぎないかです。高い声は、力んで取りに行くより、警戒しすぎる前に自然に出てしまう方がうまくいくことがあるのです。
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3 months ago
音楽の弟子には、師匠を敬う心と同時に、やがて師匠を超えようとする野望が必要だと思います。なぜなら、音楽は単なる模倣ではなく、最後には自分自身の表現へと到達しなければならない世界だからです。一生ただ従い続けるだけでは、学びはどこかで依存に変わりやすく、芸術としての自立も生まれにくくなります。 もちろん、師匠を超えるとは、見下すことでも恩知らずになることでもありません。むしろ深く学び、深く敬ったからこそ、その教えを土台にしてさらに先へ進もうとすることです。本当に健全な師弟関係とは、弟子が師匠の複製になることではなく、自分自身の音楽を持つ存在へ成長していくことを許す関係でしょう。 師匠は弟子を従わせるためではなく、自立させるために存在します。弟子もまた、忠誠を示すだけではなく、受け取ったものを自分の中で深め、やがて自分の名前で立たなければなりません。音楽に必要なのは、従順さだけではなく、敬意を含んだ野心なのだと思います。 https://t.co/1fs0Nwp35b
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3 months ago
声楽の発声では、ただ明るい声を出せばよいわけではありません。口先だけで明るくした声は、一見よく響くように感じられても、身体の支えが浅いと軽く、薄く、音楽的な深みに欠けてしまいます。反対に、暗くしようとして喉を押し下げたり、口の奥だけを広げたりすると、声は深くなるのではなく、こもってしまいます。 大切なのは、黒みのある深い響きの中に、明るい芯を持つことです。発声は黒くて明るい声を出すと良いのです。黒い声とは、重く沈んだ声ではなく、身体の奥から支えられた陰影のある声です。明るい声とは、浅く軽い声ではなく、倍音が通り、遠くまで届く芯のある声です。 高い声にも低い声にも、この暗さと明るさの両方が必要です。高音は明るさだけでは浮き、低音は暗さだけでは沈みます。アッポッジョによって息と身体の均衡が保たれると、声は無理に作らなくても深さと光を持ちます。良い声楽発声とは、暗さと明るさが共存した、中庸の響きなのです。 https://t.co/AK0uWXLPU9
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