これも『ギタンジャリ』12番の一節で、先程の箇所の続きになります。
ちなみに「ギタンジャリ[गीतांजलि]」は、印欧祖語の"*g⁽ʷ⁾eH"(歌う・泣く)から派生した[गीत](歌)と、サンスクリット語の[अञ्जलि](手を合わせた際に出来る空洞⇔手を合わせ敬うジェスチャーの意)からなるヒンディー語で、「(神様への)捧げ歌」というニュアンスを持ちます。
「あさの光がさしたとき 車で出かけて 世界の荒野を 越えて 数々の星に わだちの跡を 残してきた。
(I CAME OUT ON THE CHARIOT OF THE (FIRST) GLEAM OF LIGHT AND PURSUED MY (VOYAGE) THROUGH THE WILDERNESSES OF WO(ROLD) LEAVING MY TRACK ON MANY A STAR A(ND PLANET)」
(和訳は高良とみ訳『タゴール詩集―新月・ギタンジャリ』より)
ティフォロスの抱えている本には、明確に読み取れるサーミ文字が書かれています。
言語としては英語をサーミ文字に転写しただけですが、インドの詩人・哲学者で、バングラデシュ国歌の作詞者としても名高いラビンラナート・タゴールの『ギタンジャリ(Gitanjali)』12番の一節
「わたしの旅の時は永く、その道のりは 遥かに遠い。(THE TIME THAT MY JOURNEY TAKES IS LONG
AND THE DAY OF IT LONG.)」
及び、42番の一節
「そして世界中の 誰一人も知るまい。めあての国もなく 終りもないこの私達の巡礼を。(AND NEVER A SOUL IN THE WORLD WOULD KNOW OF THIS OUR PILGRIMAGE TO NO COUNTRY AND TO NO END)」
が引用されています。