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あさぎ とち
@tocchi2014
詩集『水は器に合わせ形を変えるでしょう いつか思いもよらぬときに』/作詞作曲(トッチ)/作詩/詩誌「everclear」発行/『産経新聞』朝の詩月間賞/『詩人会議』投稿欄年間優秀作品賞/『詩と思想』現代詩の新鋭
北海道のある湖畔
Joined January 2014
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あさぎ とち
@tocchi2014
14 days ago
詩集『3000グラムの筆先』が、文化企画アオサギより出版されました。どうぞ宜しくお願いいたします。アマゾンからも入手可能です。
tocchi2014
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遠藤ヒツジ Hitsuji Endou
@end_of_hitsuji
6 days ago
·
Shinagawa-ku
寄付しました。 熊本に暮らす方々のために祈ります。 【令和8年熊本地震】 緊急支援募金(ジャパンハート) - Yahoo!ネット募金 https://t.co/SCRLQBU1no
あさぎ とち
@tocchi2014
4 days ago
柴田三吉様より、詩誌『JUNCTION』139号をご恵贈頂き、大変有難うございました。柴田さんの詩「フィールド」。スポーツというルールある戦いも、理性やルールや審判をなくせば紛争に発展し得る、と、それが面を広げて語られている詩でした。争いがスポーツであった日〈きょう恋人から/海外の強豪チームに移籍する/と伝えられた//それじゃあ体に気を付けて/がんばってきてね と/強く抱き締めた〉このあたりは、今メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手と奥様を想起させますね。最初は純朴な愛情から彼の活躍を見たいと恋人も海を渡ります。 ところがゲームは打撃戦となります。この辺りから人間の理性は怪しくなります。なり得るのだ、ということが喩として描かれます。〈わたしは日の丸を振り/声のかぎり応援したけれど/命じられたのは犠打 自らの死で/チームに貢献することだった〉かつての戦争を想起させるような描写。戦いの質はもちろん違いますが、争いが戦争の色を帯びれば、それは国と国との仮借ない争いに発展します。〈与えられた使命を見事にやりとげ/自軍の領土を拡大したあなた/犠牲を厭わない美しい死を/わたしは悲しむより誇りに思った〉ここで場面は完全に第二次世界大戦に様相に遡ります。戦い、という言葉をキーワードにその真相に潜む危うさが提議されます。 〈試合は終盤に入って/収拾のつかない荒れ模様となり/互いに死球の応酬で乱闘が始まり/救助隊の担架が頻繁に行き交った〉ここで戦争が野球の試合に比喩化される場面に変わります。野球と戦争が入れ替わり、戦争が野球のように語られます。〈アンパイアは無能と化し/殺し合いは一層激しさを増し〉そして戦争の激しい描写や犠牲になる人間が語られます。〈闇から浮かび上がったのは/血みどろの世界 そこに/再度殺されたあなたの/焼け焦げた骸があった〉スポーツも拡大解釈すると、こういう見方もできる、ということでしょうか。必ずしも戦争とスポーツの試合の根は同じである、ということではないと思いますが、オリンピックやサッカーのワールドカップを見ていると国別対抗戦の模様を時に呈します。地政学的に問題のある地域同士の対戦を見ると、何か起きやしないかとすこしハラハラしてしまいます。スポーツはあくまで平和の祭典であってほしいですね。そういう願いも込めた一篇と読みました。
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tocchi2014
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中島空
@patapo0001
6 days ago
『言の葉の庭』(2013) 新海誠監督のアニメーション映画。 靴職人を目指すタカオは、雨が降ると午前の授業をサボって新宿御苑へ。そこで、日本の古典にくわしい謎めいた女性ユキノと出会い… 雨の新宿御苑が、主な舞台となっています。 細密で透き通った風景の描写が印象的でした。
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@osaka_ada
20⬆️ 大阪住みです 何時だって友達と彼女が欲しい 寝落ちしがち DM大歓迎です
ゆー@
@yu_____BARIUS
社会人 バイク&車love 無茶苦茶暇人 フォロバ99% 業者様は回れ右 相互フォロー 絡みほすぃ:;(∩´﹏`∩);:
tocchi2014
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じょにー田中
@jyoni_tanaka
12 days ago
自分の絵本が図書館に置かれたことについてエッセイを書いたよ〜! https://t.co/G4bpJs0YN7
#note
#エッセイ
tocchi2014
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柴田望 8月9日🌈コトバスラムジャパン北海道大会✨(俊カフェさんにて開催)
@NOGUCHIS7
11 days ago
「メディアあさひかわ」8月号に、7ページもの長いインタビューを掲載戴きました。旭川市を中心に道北エリアのコンビニや書店で販売されている経済誌です。 『「人類の問題である文学」をテコに人の内面変革と共にある「まちづくり」』というタイトルが素晴らしいので誤解が生じていると思います。 →
あさぎ とち
@tocchi2014
13 days ago
エッセイ|第二詩集発表会 https://t.co/worOVW6o7l
tocchi2014
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福富ぶぶ/第一詩集『病むに病まれぬ食卓で』
@bubu_fuku
4 months ago
初詩集が発売になりました!!!! お求めやすい価格+持ち歩きやすい軽さになっており、表紙も可愛くしてもらったので、ぜひお出かけのお供にも!!!! よろしくお願いいたします🙇♀️
あさぎ とち
@tocchi2014
13 days ago
@Coach_Hiroshi
ありがとうございます!m(_ _)m
あさぎ とち
@tocchi2014
14 days ago
詩集『3000グラムの筆先』が、文化企画アオサギより出版されました。どうぞ宜しくお願いいたします。アマゾンからも入手可能です。
あさぎ とち
@tocchi2014
16 days ago
詩誌『指名手配』第13号(文化企画アオサギ)を読んで(下) 竹村啓さん詩「そこから」。 非常に大きな宇宙的視点からの詩。〈時間の父さん/空間の母さん/手をつないだ/自他の区別はあやふやになり/大人はみな/赤ちゃんになる〉時間のズレや窮屈感、今いる空間への違和感は、現代人がしばしば感じるところでしょう。それが人間天然の感覚や本能と一致していたのはいつのことでしょうか。太古の縄文世界が思い浮かびます。そこでは時間も空間もヒトにとり違和感がなかった、と。自他の区別もなく、自分の笑いは他者の笑いであり、他者の悲しみは自分の悲しみでありました。その時間と空間が手を繋いだところではヒトは皆赤子のように素直になれるのではないか、という問い。逆に言えば、現代人にとり時間と空間を違和感なく捉えられるチャンスは乳児期にしかないのかも知れません。 〈植物は息を吸って/星雲と友達に〉植物と星雲の擬人化。それほど近くにあった時代。そのような中で素朴に〈海に浮かぶ地球〉。そこでは〈ことばが意味を忘れ/こころは光と重力で守られる〉ことばは意味ではなく感覚になります。これも古代的情緒を感じさせます。古代、ことばは音でした。音からヒトは多くの意味を見出すことができました。もっというなら、大昔はヒトはテレパシーを使えるほど純朴で天然であったのかも知れません。読者の視点を大きくさせます。〈私が生きたのは/どこだったろうか〉私の中にあるはずの古代の感覚に触れようとします。 しかし現代において、それは触れられそうでなかなか触れられないというもどかしさも表れています。そこからくる疑問形、自問なのではないでしょうか。これまでの人生を振り返り、純朴であった瞬間を探し省みているようです。〈知らない橋を渡って/歩いたところが/終着点〉未知の行く先、まだ出来ていない橋、その創造できる可能性のことにも言及しています。最後一行空けて〈まだ先がある〉と人生の残りに純朴さや宇宙性を得る可能性を信じます。非常にピュアでアニミズムへの信仰も感じさせる一篇でした。 佐相憲一さん詩「鬼の大河」。佐相さんは11号で「鬼の舞い」という作品を書いています。今回は「鬼の大河」鬼とは何の喩でしょうか。現代社会に対する疑問、不信、あるいはその中で惑い生きる人間たちに寄り添うもの。鬼たちは間違いなく太古からのメッセージでしょう。〈ううう おいおいおい ああああ きっ〉今回は冒頭から人間たちの苦しみ呻きが聞こえます。〈肉体もメンタルも満身創痍の霊長類の長だ/分断されせん滅されたDNA〉佐相さんは編集者として、たくさんの詩人の苦しみを身近に見てきたことでしょう。その体験が詩に隠れている気がします。〈(DNA)が川となって/世界の傷がどろどろの血の河になっていく〉〈それをぐいと飲みこんで〉飲みこんだのは本人でしょう。〈公園の子どもたちの歓声だけが未来の幻を信じさせてくれるのか/抜け出る術なく積み重なった人びとの労苦は世代の輪廻か〉現代人の苦悶、苦渋の描写が続きます。 〈そんな夜に鬼がまたやって〉きます。怖いはずの鬼。鬼の形相ですが、彼らは〈心優しい異端者〉として〈非武装の旅びと姿で〉〈血の河〉という歴史(現代含む)の中で苦しみ悲しんできた人々の歩みの河をくだってきます。安らぎの太古の姿で、タイムリープしてきます。〈死んだ筈の者たち〉と、彼らの正体の一端が明かされます。それは祖先ということ。彼らは〈ボロボロのDNAの窓ごとに/まごころの花という劇薬を運んでいるではないか〉と。「まごころ」はもはや今の社会にとって劇薬とも表せる薬なのです。鬼に語らせます。〈ナニモイワナクテモ、ワカリマス/ヨクガンバッテキマシタネ/オオ、ヨシヨシ、ナキタイバカリノ、オトナタチヨ/コノ、ドウシヨウモナクサビシイ、ヨル/ヒトバンジュウ、ココデアナタノユメノバンニンヲシマショウ〉これは、編集者・佐相さん自身の言葉でもあるのではないでしょうか。 寄り添うというありきたりな言葉ではなく〈アナタノユメノバンニンヲシマショウ〉というところが泣かせます。最終二連は、同人や読者に対して思想家的に発せられているようです。混乱する世相の中に生きていても、鬼は〈愛することを恐れぬ人びと〉に、何がしかの力をくれる、と。〈アンビバレント(相反する)な魂の血の舟に乗りこんで/抗いわたれよ新しい人たちよほんとうの血潮の道へ〉この辺りは特に自分の周辺の若い人たちへのメッセージでもあるように思いました。一期一会であった人たちにも〈その先に光るものが見えたならまた会おうこの世の現実で〉と言葉を贈り、幕となります。鬼に仮託した寓意や社会的な詩を書こうとしたら、情にもろい本人の本性が出てしまった、というような作品でした。 そして巻末には何やら…(写真参照)
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あさぎ とち
@tocchi2014
18 days ago
詩誌『指名手配』第13号を読んで(上) 佐相憲一様より、詩誌『指名手配』第13号をご恵贈頂きまして大変有難うございました。今回も詩、物故詩人についてのエッセイ、受賞スピーチなど、盛りだくさんの内容で読み応えがありました。中でも印象に残った詩作品について感想を述べさせて頂きます。2回にわたり掲載します。 入元恩さん詩「エントリー」。〈スマートフォンをスクロールすると、海がとっぷり出てきた。あっぷあっぷしながらクロールしていると、巨大な波が立ちはだかって〉海辺のシチュエーションを就職活動の困難さの喩とし、うまく詩にしていると思います。就職説明会について調べようと使うスマートフォンのスクロールと、世間の海を必死に泳ごうとするクロールを掛けています。巨大な波は、巨大な世間の喩なのでしょう。砂浜という現実に帰ると、すでにエントリー期間は過ぎています。そこはもう家で夜になっています。〈また海がとっぷり出てくればこんどこそうまく泳げる自信がない〉世間と再び相まみえることへの不安。〈もうスクロールもクロールもやめてしまおう〉自信はさらに降下。 〈おおきな熊が爪をしまいきれないままわたしを転げ落とそうと鼻息を荒くしている〉おおきな熊は世間をより誇張した表現であると同時に時事問題も重ねている感じがします。熊の脅威はこのところずっとニュースになっています。再びとっぷりの海が現れます。今度はそれは坂道の上の水位だと、読者により強く海が難敵であることを強調させます。自分の苦しさ、切なさを細かく表現しています。本能であり生理である呼吸さえもするのがつらくなる、と。 〈気管が二手に分裂するまえのところで酸素がとまる〉とは、追い詰められて精神が分裂しかかっていることの喩でしょうか、それとも、就職活動に行こうか止めようかという逡巡でしょうか。〈エレベーターでひいひいふう〉〈酸素不足でがんがんする頭を両手で抑え込んで、びりびりする手のひらで鍵をがちゃがちゃさしこみ、部屋にうずくまる。なにかがわたしを襲う〉呼吸困難になりながらも挑んだ就職説明会。しかしそこに向かうエレベーター内でついにあきらめ、部屋に帰り無力感に浸る様子が描かれます。現代人の切実なる苦悩が示されている一篇だと思いました。 佐藤克哉さん詩「είζ έκ έν (エイス:~の中へ エク:~の中から エン:~の中に)」。象徴と言葉の飛びを楽しめる詩。正直、タイトルと詩の内容ははっきりとはつかめません。〈触れることが 密であり 罪であり 詰み であった一とき〉最終盤でコロナ禍を示唆する一文が出てきます。ここから何となく全体を俯瞰できそうです。しかし二連目の〈死はどこにでも転がっている〉の死は、コロナだけに限らず、日常のふとした不注意にも潜んでいる、と読めます。〈躓いた瞬間/空はゆっくりと反転し/時が霧散してゆくのを見た〉。 一連目の〈直線がぽこぽこ/不気味に毀れてゆく〉これをどう捉えればよいのでしょう。前二行〈全速力で駆け抜けるほどに/剥がれ落ちていった視野の欠片に気づく〉にヒントがありそうです。立ち止まらない時間、振り返れない忙しない日常、その全速力の生活の中で見落としてしまうもの、傷つけてしまうもの、その視野の欠損。不注意。それが、死がどこにでも転がっていることの象徴として使われているようです。 そうならないための解決策の考察がこの後に示されます。それは生まれてからの記憶の中にあります。〈どんなに複雑に絡まっていても/丁寧にほどいてゆく父の指先を/いつも不思議に思っていた//「指に任せればいいのです」/ピアノの先生はそう仰った〉ここがこの詩の重要ポイントになりそうです。熟練と自然が委ねられる唯一のものである、と。それが物事を難題ではなくさせる。時に記憶と経験に任せきってしまうこと。〈考えてはいけない と考えるだけで/すぐに切れてしまう糸//いとをかし〉考えようとすること自体が自然に反することになり、記憶や安全から遠ざかっていく、と。ここまで読んだら次の連が理解できる気がします〈頼るべき記憶を失ったら/舌は味わうことができない〉。 そして最終連の理解にも繋がるようです。〈触れることが 密であり 罪であり 詰み であった一とき/私たちはどれほど/リンゴから遠ざかっていたのだろうか〉ここでのリンゴは知恵の象徴でしょうか。コロナ禍のとき、私たちはどれほど記憶や熟練、つまりは味わいや肌触りから離れてしまっていたのだろうか、という問いかけ。これは今もって非日常を生きねばならない全ての困窮した人々に当てはまることではないかと思います。そして、ヒトは基本的にはそこから離れられないのだ、という啓示がある気がします。タイトルの「エイス エク エン」は、詩を三つに分けたら分かりそうな気がします。 続きは(下)で。
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tocchi2014
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cofumi(こふみ)
@cofumi8
29 days ago
つぶやき:写真詩集(電子版)をつくっています|cofumi(こふみ) https://t.co/Rmd4ccgs5O
tocchi2014
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柴田望 8月9日🌈コトバスラムジャパン北海道大会✨(俊カフェさんにて開催)
@NOGUCHIS7
about 1 month ago
※拡散希望※【📺告知動画】をアップします✨ 〜空と風と星と詩〜 尹東柱とわたしたち 2026 2026年7月11日(土)17:45〜 三浦綾子記念文学館 今年も旭川で尹東柱を語り、詩を読み、歌います。 ぜひご来場ください❄ 主催:和寧文化社&詩誌「フラジャイル」
NOGUCHIS7's tweet video.
あさぎ とち
@tocchi2014
about 1 month ago
武西良和様より、個人詩誌『ぽとり』第82号をご恵贈頂きまして、大変有難うございました。今回も詩・万葉集研究・Wエンプソン研究など充実した読み応えのある内容でした。 万葉集。一つひとつの歌の音の響きや美しさ、内容の豊かさにはいつも感銘を受けます。今回好きだなあと思った歌は、まず巻14-3516の「対馬の嶺は 下雲あらなふ 可牟の嶺に たなびく雲を 見つつ偲はも」(対馬の山は 下雲がないのだ 可牟の嶺に たなびいている雲を 見ておまえを偲ぼう)です。防人と思われる作者が筑紫の方を見て家郷を偲んでいる様子が抒情豊かに描かれています。対馬の、おそらく南部に配備されているようですが、近辺の山では雲と言えるほどの雲が見られません。遠くに見えるたなびく雲に懐かしさと望郷の念を投影させています。いにしえ人のひとつの愛情の歌、あるいは恋の歌。ふかく心に刻まれます。 巻2-0088「秋の田の 穂の上に霧らふ 朝霞 いつへの方に 我が恋止まむ」(秋の田の 稲穂の上にかかっている 朝霞のように いつになったら わたしの恋は晴れるだろうか)。素朴な情景の上に、純朴な気持ちを伝えていて、それでいてなんともすっきりとした情感を残す歌です。霧の動詞形「きらふ」が使われていますが、いいなあと思う響きです。今は天気予報などでは霧が出やすい、霧がかかる、のように使われています。きらう、とは言いません。しかしなかなかどうして、霧らふ、は味わいのある表現だと思います。秋、田、穂、霧らふ、朝霞、そして止まぬ恋。短い詩のようで、そこに抒情が濃厚に凝縮され、しかも涼しげな秋と広い田と薄い雲が表現されていて、すっきりとした味わいも伴わせている逸品だと思いました。 詩「摘果」。〈剪定用の細長いハサミで落とす/せっかくつけてくれた実を落とす//一つの塊の中から小さな実を落とす/二個も三個も落とす/あるいはそれ以上落とす/軸の短いのはすっぱり落とす/かじられた実を落とす〉いわゆる間引き作業の風景でしょうか。ここでは果樹ですが、小さい実や喰われかけた実などをスパスパ剪定していきます。それらの未熟児のような実たちの心情を察すると健気で何とも言えなくなり、後ろ髪引かれる思いで剪定作業を続ける筆者の優しい気持ちが表れています。 〈ぽつりぽつり落ちる音/音が集まっても/風に吹き飛ばされそうだ〉それらの弱き音たちが寄り集まったとしても、風に負け吹き飛ばされそうだ、と。筆者は剪定音の余韻も失くしてしまった実たちのことを思います。剪定音と同時に落とされた未熟児たちの声も聞いています。〈あちこちに音をなくした実だけが小さく静まり返っている〉静謐ささえ、音として聞こえてきます。聞き分けようとします。小学校の先生をされていたからこその「選べない、切り捨てられない、評価できない」「でもしなければならない時にはしなければならない」という忸怩たる気持ちが表れているようです。 〈葉が風に揺れ念仏のように/さやさやと〉自分が命を断ってしまった小さな果実たちへの供養の気持ちさえ現れます。〈男は動く手をやめない/次々と実を落とし木から木へ/枝から枝へと移っていく//振り返らないハサミの音〉最後はリアリズムのみを書き、読者に行間を読ませます。現実の厳しさと気持ちの矛盾、それを打ち消す行動として生み出され残ってゆく儚い音。自然や宇宙の観点も含まれている、非常に大きな詩であると思いました。
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あさぎ とち
@tocchi2014
about 1 month ago
月刊詩誌『詩人会議』7月号に、拙詩「卒業後三週間セッシ十八℃」が掲載されています。
tocchi2014
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文化企画アオサギ
@gdJ8qJQSAavNm9G
about 2 months ago
「指名手配」13号刊行! 入元恩/岩重桃平/吉峯芙美子/遠藤ヒツジ/柴田望/佐野亜利亜/小篠真琴/柏木咲哉/井嶋りゅう/佐藤克哉/奥ノ矢真弓/若宮明彦/稲垣明宏/井上正行/あおい満月/大金ゆづき/竹村啓/佐相憲一 <特集 物故詩人のすぐれた詩世界> 📷https://t.co/U2iHJCLbXt
あさぎ とち
@tocchi2014
about 1 month ago
いよいよ重大発表が!? & 詩「林檎の芯が聴いた音」ノーカット版 https://t.co/dpKt3dx5wg
tocchi2014
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柴田望 8月9日🌈コトバスラムジャパン北海道大会✨(俊カフェさんにて開催)
@NOGUCHIS7
about 2 months ago
【KSJ北海道大会】のウェルカム動画第2弾をアップします。 主催者、町田すみさんからのメッセージです💕 (BGMの作曲・演奏は柴田望です。) 🌈KSJ北海道大会は2026年8月9日(日) ☕俊カフェさんにて行います。 💁♂️エントリーはこちら⇓ https://t.co/l6L8xTP7Wv →
#KSJ
#KSJ北海道
NOGUCHIS7's tweet video.
あさぎ とち
@tocchi2014
about 2 months ago
竹村啓様より、詩集『超』(文化企画アオサギ)をご恵贈頂き大変有難うございました。深遠な世界を簡潔に⽰す、私が⼤好きなタイプの詩が連なっていました。個性的な⽂体、詩集全体に宇宙が表れています。 詩「アンドロメダ銀河L59」。わずか七⾏の詩ですが、⾮常にテーマが⼤きく奥⾏きの広い詩です。〈銀河をフライパンに落とす〉〈銀河〉は我々であり私。その⾁体であり意識であり、⽣死。それを題材に詩を綴ります。〈温める/⽬⽟焼きができる〉題材をよくよく考え熟慮する。その⼤なるところから⼩なるところまで。すると答えが出てくる、という感じでしょうか。〈⾃らを⾷べて/⽣きていく〉熟慮し、試⾏錯誤を重ねて、私は、我々は、地球は⽣きていく。 〈⼤きくならない/⼩さくならない〉この詩の⼟台たる地球は、いくら⼈間が思考を張り巡らそうとも⼤きくも⼩さくもならないのだよ、と諭されているようです。膨張したり縮⼩したり歪んだりする宇宙というよりは、そういう地に⾜をつけて⽣きていかなければならない地球が隠れたテーマになっているように思いました。それならば、そこにいる私は、我々は……。どうすればいいのか、どう⽣きればいいのか、その問いかけが左ページ余⽩に残されている感じがします。⼈と⼈との間、空間、星と星との間、空間、銀河と銀河との間、空間、それが恐らく⾏間の広さであり左ページの全余白なのだろう、と思いました。 詩「はだか」。四行目の〈ああ 自然だなあ〉に全てが凝縮されているようです。〈はだかで そとを あるく/おまわりさんは はだか/さいばんかんも/ああ 自然だなあ〉人が作った法律をまとった象徴もそれを脱ぎ捨てれば自然の法則のもとにさらされます。最初の三行がひらがななのは、言語の原始的な姿である表音を表したかったからと推測します。〈おまわりさん〉理性〈さいばんかん〉理性〈はだか〉本能、という気がします。 自然法とはルソーが言った言葉です。ルソーは、人間が自然状態にあるときには理性は眠っており、代わりに自己保存(自分の命を守る)と憐れみ(他者の苦しみを見る時に感じる自然な不快感)という根源的な本能や感情が働いていると主張しました。ルソーによると自然法は、人間を善悪の観念がない純粋な状態に置くため、他者を不当に傷つけることを禁じる「義務」として機能します。彼によれば、自然状態の人間は欲望が小さく平和であり、太古はこの自然法のおかげで暴力や搾取のない秩序が保たれていました。文明の発展により私有財産が生まれ、「お巡りさん」や「裁判官」が必要な社会が形成されてきました。 それらが必要だと人類が考え始めた時、どういう言葉が音として出てきたのでしょうか「おま、おま…おまわ…り……さん?」と、きっとたどたどしかったことと思われます。「さ、さ、さい…ばん……か、ん?」と。これが冒頭三行に繋がっています。〈生まれが/いのちの 基準時〉とは、そういうことなのではないかと思いました。いのちの基準時が生まれだとしたら、きっと死も不自然と捉えられる事象ではないと思います。自然であることでしょう。 それが最後の三行〈さいごへと/極まる うれしさよ/ありがたさよ〉。 はだかのままでいれば、きっと人間には〈ありがたさ〉つまり物事に対する感謝の感情も生じやすいことだと思います。しかしこの詩を読んできて、この〈うれしさ〉と〈ありがたさ〉という言葉のなんという重量感でしょうか。たった九行の詩ですが、行間の空間も、ひらがなも、現代人に対してとても大きな引力と示唆が働いているのがわかります。
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