Microsoft Defender for Endpointのクラウド通信が悪用可能であることが研究により判明した。攻撃者は機器IDとテナントIDを知るだけで、バックエンドの脆弱な認証処理を迂回し、正規エージェントより先にコマンドを取得して応答を偽装できる。
研究によれば、MsSense.exeやSenseIR.exeが利用する/edr/commands/cncや/senseir/v1/actions/エンドポイントが、Authorizationヘッダーを無視して処理を続行しており、CloudLRトークンを不正取得した攻撃者はAzure Blob経由で偽の証拠や解析結果を送信できる。またIR-Exclusionsや設定バンドルも認証なしで取得可能で、対応方針や監視ルールが漏洩する恐れがある。特に「隔離済み」と偽装して実際には通信を維持するなど、インシデント対応を攪乱できる点が深刻である。Microsoftは低深刻度と分類したが、根本的修正は明確でない。
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