その通りです。『実践演習』のアマゾンのレヴューに「例文が簡単すぎてこんなもの品詞分解、構文分析してもしょうがない、というのが第一印象でした」という書き込みがあり、「11人のお客様がこれが役に立ったと考えています」となっています。
こういう人は、「品詞分解しなくても簡単に読める例文を、品詞分解することによって、読もうとしている」としか思えないのです。
ですから、『実践演習』の第1文 Thank you very much.を品詞分解しているのを見て、あまりの馬鹿馬鹿しさに直ちに本を閉じて、あとは悪口を言いまくる。
本当は、『実践演習』の最初の方の簡単な英文を品詞分解しているのは、「品詞分解しなくても簡単に読める例文を使って、品詞分解自体の練習をしている」のです。
こういう練習(=品詞分解自体の練習)を最初の方でしているのは、後半になって難しい英文になったとき、難しい英文を正確に読むための手段として品詞分解を使えるようにするための下準備をしているのです。
こういうことが理解できない人がたくさんいるのです。無理もないとも言えます。このような「手順を踏んで、技術を身につけさせる本」が英語の世界にはないからです。