Never After Dark/ネバーアフターダーク
☆4.8
賀来賢人×デイヴ・ボイルが設立した『SIGNAL181』の初作品。死者の姉と生者の妹の霊媒師コンビが山奥の山荘で邪悪な霊と対峙する。
照明、カメラワーク、音響と過剰にも思える演出はしかしながら映画に絶大な緊張感をもたらし全編震える程怖い。それでいて日本のドラマやコミックの様なキャッチーさも兼ね備えている。
途中でスタイルが劇的に変化するギアチェンジ型に分類されるが『Jホラー』と『サイコスラッシャー』という日米互いのストロングポイントを分かち難く融合した見事な脚本は他とは一線を画すこの種の完成形とも思える。
国を跨いだ映画技術者が才能を集合し互いにリスペクトし合う、今後の邦画ホラーの制作手法にも一石を投じる真の意味のハイブリッドホラー。
2026年また1本年間ベスト級の傑作の誕生である、これがムーブメントの恐ろしさか。