For those who find writing Author CRediT (Contributor Roles Taxonomy) for papers: I made a generator.
論文でAuthorのCRediT (Contributor Roles Taxonomy)を書くのがだるすぎるという人へ: ジェネレーター作りました。
https://t.co/c1CYbgBovE
今日Nスタを見てくださった皆様、ありがとうございました。子どもの睡眠時間と学力についての研究について紹介しましたが、山形アナのパネルの時間を奪ってしまった上に、私の説明も十分じゃなかったと反省しきりなので、ここで捕捉。
子どもの睡眠が学力に与える因果的な関係があることを示した研究はこちら。Jagnani, M. (2024). Children’s sleep and human capital production. Review of Economics and Statistics, 106(4), 983-996.https://t.co/yoRojCtw1I
この研究はインドのデータを使っています。インドは広いので、日没時刻が地域や季節で変動します。日没が遅くなると、寝る時間が遅くなりますが、起床時間は変わらないので、睡眠時間が減る傾向があるんです。この研究では、日没が1時間遅れると睡眠が約30分減少することがわかっています。このことを利用して、睡眠が学力に与える影響を見てみようというこのがこの研究のアイデアです。
結果は驚き。日没が10分遅れるとテストスコア0.1 SD(偏差値で1)低下します。そしてこのメカニズムについて、①注意力や記憶力の低下、②睡眠不足による勉強時間の減少、③昼寝の増加。しかし昼寝は夜の睡眠時間の代替にはならず時間の非効率な使い方をしている、という説明がされています。夜の睡眠は「新しい学習(encoding)」に不可欠なようで��。
そしてもう一つ紹介したのが、
Giuntella, O., Saccardo, S., & Sadoff, S. (2024). Sleep: Educational impact and habit formation.
これはアメリカの大学生約1,149人を対象にして、平日に7時間以上寝るとその日のうちに4.95ドル(700円程度)の小遣いがもらえるとどうなるかを確かめた実験です。ウェアラブル端末で睡眠時間を測ってみると、夜のスクリーン時間が減って、実際に睡眠時間が増え、7時間以上寝る人も増えることが分かっています。そしてこの結果大学生の成績が大幅に改善したことがわかっています。面白いのはここからで、小遣いがもらえるのは最初の20日間だけなのですが、その後も睡眠時間は平日に7時間以上寝るという習慣が定着したということなんです。経済学ではこれを「習慣形成」(habit formation)の効果と呼んでいます。
日本は子どもの睡眠時間が短いという話が出ていましたが、ちゃんと寝ましょう。「勉��時間 vs 睡眠時間」はトレードオフではなく、学習の生産性を決める投入要素だということですね。
#Nスタ