Angels On The Dancefloor
「Angels On The Dancefloor」は確かもう去年の今頃やっていた森道市場ではプレイしているので、1年以上前に骨子は出来上がっていた曲である。「TBEP」の頃に本格的に意識するようになった00-10年代の国産年クラブミュージック「J-CLUB」を意識した作風のシリーズの中でも、久々に派手な曲ができたと自分でも思ったし、フロアでの反応もそれを後押しするものだった。ただ最初のタイトルは「DANCEFLOOR」で、これでも悪くないがリリースするにはもう一歩踏み込んだものが必要だった。そんな中でこのタイトルにする案が思い浮かび、ボーカルなどを更に追加して出来あがったのがこの楽曲である。おそらくそのタイトルが決まってすぐプレイしたのが昨年の森道市場なので、この作品が出るまで1年も掛かってしまった。この楽曲にはmimoidさん経由で鉄崎監督による素晴らしいMVも付きました。HIHATTのキャラクターであるおんぞうしや、ジャケでおなじみのあのキャラがアニメで動いてマジ感動…絶対に見て欲しいです。そしてそんな監督にMV製作前にお送りした本楽曲の解説をそのまま以下に貼り付けます。
・Angels on the dance floor を作る際にどんな意図で作ったかなどのコンセプトはありますか?
・どのような意図からこのようなタイトルをつけましたか?
ーそもそも今作はJ-CLUBという2000年代ー2010年代の日本のクラブミュージックを意識した作品になります。このJ-CLUBというジャンルは定義が難しいのですが、当時レンタルビデオ店でそのように分類されていた音楽を指して我々は使っています。
tofubeatsチームは前担当による「ハウスで1曲ヒットを作れたらよかったのにね」という発言や、TEI TOWA氏出演のイベントによく呼ばれることなどを真に受け続け、前作「NOBODY」、さらにその前の「TBEP」と、自らを「J-CLUB最後の残党」とポジティブともネガティブとも取れる表現で定義付け��おります。その中で自分が先輩たちから受け取ってきた国産クラブミュージックのエッセンスを改めて再考しておりまして、今作もそのシリーズの1作品として定義することができると思います。
前作「NOBODY」はコンセプトがわりと先行していたので、今作はもうちょっと実用的(DJで使えるという意味)な作品に振り切りたく、実際に昨年初夏から現場でブラッシュアップを続けてきたのがこの楽曲およびEPの収録曲群です。
ー本楽曲に限った意図といえば、シンプルにストレートなハウスミュージックにしたいという思いがあり製作したものです。曲名はお送りしたデータと同じく「DANCEFLOOR」という仮題でその歌詞飲み入った仕上がりだったのですが、楽曲完成後に今の曲名を思いつき、その後「Angels…」というコーラスを新たに追加しました。DJにとってフロアにいるお客様はただのお客様では��く、自ら足を踏み締めて踊ってくださる天使であり、そのみなさまのリアクションによって我々が天国に行くことができる(かどうか決まる)…という���図です。すみません、めちゃくちゃ今考えました。ただDJをやっていてフロアを見ていて思うことはそういうことであり、だからこそ敬虔な気持ちで仕事(DJ)に向き合わねばと思ったりもします。逆に下手なことをすると黙示録を連れてくる存在でもあります。ちなみに自分が神でお客様が天使…とかそういうやつではないことを併記しておきます。
あと、クラブやライブハウスといったところは一人で楽しむことがおよそ難しい場所であり、多くの人がその日を楽しむというピースがはまってこそ楽しい時間が過ごせるのではないかと思ってます。そういう意味ではクラブに居る自分以外の存在全てがAngelsなのではとも思ったりしました。
・トーフさんの考える Angels はどのようなものですか? (西洋的なところと日本人では捉え方が違いそう、という点からの質問)
ー当方のイメージとしては過去作TBEPのジャケにいる天使のような存在、Lightsのジャケで立ちすくむ豚のような存在がありますが、カードキャプターさくらのケロちゃん、デ・ジ・キャラットのゲマだったり、自分の右肩あたりをうろうろしているかわいいキャラみたいなものがイメージとしては近いです。また、このキャラクター観とは少々矛盾してしまうのですが、一方で天使というものはどちらかというと守護神的なものというよりかは、「報せ」を連れてくる存在だと思っています。なので、天使が登場したり、見えていること自体が一種の何かのピークなのではないかと思います。
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4月の個人的な月間ベストです。
他にもスクエアプッシャー、yanaco、Walm、Daniela Andrade、Pedro Ricardo、Maika Loubte、Gabriela Richardson、Beau Diakoも良かったですし、Angine de Poitrine、Earl Sweatshirt、Wendy Eisenberg、Nine Inch Nails + Boys Noize、有田咲花などが話題でした。