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ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
公立中学校校長。 インクルーシブな学校づくりについて、日々問い続けています。 ・リスペクト を学校文化に ・PBSを取り入れる ・社会モデルで見方を変える ・生成AIで学校アップデート 生徒も、職員も、私自身も。 「学校に行くのが少し楽しみ」になる学校を、少しずつつくっています✨
R7.5〜 久々に発信
Joined June 2011
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ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
8 days ago
学校経営は、 「戦う」ためではなく、 「不要な戦いを避ける」ためにある。 『孫子』を読み直して、改めて感じたことです。 学校では、毎日のように問題が起きます。 でも本当に大切なのは、問題が起きてから戦うことではなく、問題が大きくならない構造をつくることなのかもしれません。 『孫子』に学ぶ学校経営(1) https://t.co/FxoIFbQyQ6
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 1 hour ago
@terahide19
ありがとうございます! まさにおっしゃる通りだと思います。 相手に落ち度がある時ほど、責めて「正しさ」を示すのではなく、信頼関係をつくる姿勢が大切ですよね。 それを年度始めに伝えられたということに、学級のみならず全ての経営の大切な土台を感じます。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 2 hours ago
【7】保護者対応で、 「勝とう」としてはいけない。 学校の対応が間違っていないこともあります。 担任が一生懸命動いていることもあります。 学年として、できる限り対応していることもあります。 それでも、学校の正しさを説明しようとすればするほど、 保護者の表情が硬くなっていくことがある。 保護者対応で大切なのは、 論理で勝つことではなく、 信頼を失わないことなのだと思います。 『孫子』に学ぶ学校経営(7) https://t.co/wYyl20h32f
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 2 hours ago
@koji_jihatsukan
イメージしやすいです!
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くろねこデジタル
@kuroneko_digita
猫とゲームと漫画をこよなく愛する人。元Webエンジニア数年ソシャゲ、公認心理師・精神保健福祉士。心理と福祉をつなげたい。今の関心事は出口先生の特権・トラウマ・社会構造。 タイムラインがリツイートだらけの会会員。産業カウンセラーだけでは心理職にはなれない早まるな。カルト宗教・自己啓発系スピリチュアルお断り
半田 健
@Ken__HANDA
熊本大学大学院教育学研究科 准教授。博士(障害科学)。専門:応用行動分析学・ポジティブ行動支援(PBS)。 本アカウントの発信は、個人の見解であり、所属する大学の立場や意見を代表するものではありません。
aki
@________aki____
2021年👧🏻+2025年👶🏻。育児/発達支援/知育/おうち英語などなど。ひとりごと、情報収集アカウント。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 2 hours ago
@AkimitsuKuroda
めっちゃわかります!
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 2 hours ago
「受け入れること」と、 「受け止めること」は違う。 保護者の要望を、すべて実現できるわけではありません。 制度上難しいこともあります。 人員にも限界があります。 でも、 不安や怒りや悲しみを受け止めることはできる。 『孫子』は、正面から戦って勝つことよりも、 そもそも戦わなくて済む状態を高く評価しました。 保護者対応も同じです。 「学校が正しい」と証明することより、 「子どものために一緒に考える関係」を失わないこと。 それが、学校経営における本当の強さなのだと思います。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
about 2 hours ago
以前の私は、 「誠実に説明している」 つもりでした。 でも後から振り返ると、 実際には、 「学校を守ろうとしていた」 のだと思います。 学校には説明責任があります。 事実を正確に伝えることも大切です。 でも保護者がまず求めているのは、 「学校の正しさ」よりも、 「この学校は我が子を本当に大切に思ってくれている」 と感じられることなのかもしれません。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
1 day ago
【6】校長の「機嫌」が、学校を支配してしまうことがある。 『孫子』に学ぶ学校経営 第6回をnoteに公開しました。 校長になってから、強く感じるようになったことがあります。 それは、 管理職は、自分が思っている以上に見られている ということです。 何気ない表情。 ため息。 沈黙。 声のトーン。 職員室に入ったときの空気。 本人にそのつもりがなくても、周囲は敏感に受け取ります。 「校長先生、今日何かあったのかな」 「怒っているのかな」 そう受け止められてしまうことがあります。 もちろん、校長も人間です。 腹が立つ日もある。 落ち込む日もある。 余裕を失う日もある。 でも、自分の感情を未整理のまま職員室に流してしまうことと、感情を自覚しながら責任をもって扱うことは違うのだと思います。 教職員は、校長の言葉を聞いています。 でも、それ以上に日常の姿を見ています。 感情だけで判断しない。 人によって態度を変えない。 機嫌によって接し方を変えない。 そうした姿の積み重ねが、職員室の安心感につながる。 校長の仕事は、指示を出すことだけではありません。 教職員が安心して力を発揮できる空気をつくること。 そのために、今日もまず、自分自身を整える。 そんなことを考えて書きました。 全文はこちらです。 https://t.co/yjI43wMtJJ #学校経営 #孫子 #校長
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ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
1 day ago
https://t.co/C9KtqESqSr
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
1 day ago
【合理的配慮が学習指導要領に明記されるということーー学校の当たり前を、もう一度問い直す】 「合理的配慮」が、次期学習指導要領に明記される方向だという報道がありました。 このニュースを見たとき、私は、学校教育にとって大きな転換点になるのではないかと感じました。 もちろん、合理的配慮という考え方そのものは、突然出てきた新しいものではありません。 障害者差別解消法により、学校においても、障害のある児童生徒に対して合理的配慮を提供することは、すでに求められてきました。 しかし、それが学習指導要領に明記されるということには、やはり大きな意味があります。 学習指導要領は、学校教育における教育課程の基準です。 学校が授業をつくり、学級をつくり、教育活動を進めていく上での土台です。 そこに合理的配慮が明記される。 これは、合理的配慮が「特別支援教育の一部」や「一部の子どもへの個別対応」にとどまらず、学校教育全体の基本に位置付けられるということだと、私は受け止めています。 そして、このニュースを見て、私の中に最初に浮かんだ問いは、次のことでした。 子どもを変えようとする前に、学校の側は何を変えられるのか。 合理的配慮を考えることは、単に「配慮が必要な子に何をするか」を考えることではありません。 学校の中にある当たり前を、もう一度問い直すことでもあるのだと思います。 (以下、長文になります。) 【「特別扱いではない」と言い切る前に、学校が考えたいこと】 合理的配慮は、特別扱いではありません。 このことは、何度でも確認しておきたいことだと思います。 しかし、学校現場でこの言葉を実際に運用しようとすると、実際は簡単ではありません。 「他の生徒から、ずるいと思われないだろうか」 「どこまで対応すればよいのだろうか」 「これは合理的配慮なのか、それとも特別扱いなのか」 「過重な負担にならないだろうか」 学校現場では、ここで迷います。 私自身も、これは決して簡単なことではないと感じています。 だからこそ、合理的配慮を単なるスローガンにしてはいけないのだと思います。 「合理的配慮は特別扱いではありません」と言うだけでは、現場の迷いは消えません。 大切なのは、その子が学びに参加するために何が障壁になっているのかを、本人、保護者、学校が一緒に考えていくことです。 「同じように頑張れ」と言う前に、そもそも同じスタートラインに立てているのかを確認する。 ここに、合理的配慮の大切な視点があると思っています。 たとえば、見えにくさがある子どもに対して、座席の位置や文字の大きさを調整する。 書くことに大きな負担がある子どもに対して、タブレット入力や別の記録方法を認める。 音に敏感で集中しにくい子どもに対して、音環境を調整したり、落ち着ける場所を用意したりする。 見通しがもてず不安が強くなる子どもに対して、予定や手順を見える形で示す。 これらは、その子だけを特別に優遇するためのものではありません。 その子が学びに参加するために必要な条件を整えることです。 合理的配慮とは、子どもを甘やかすこととは違います。 子どもが自分の力を発揮するための環境調整です。 【「みんな同じ」は、本当に公平なのか】 学校は、長い間、「みんな同じ」を大切にしてきました。 同じ時間に、同じ場所で、同じ方法で、同じ課題に取り組む。 もちろん、集団で学ぶことには大きな価値があります。 学校は、他者とともに生きていく力を育てる場所でもあります。 しかし、「同じ」であることを大切にしすぎると、そこに合わない子どもが苦しくなることがあります。 同じ方法では学びにくい子どもがいます。 同じペースでは力を出しにくい子どもがいます。 同じ環境では安心できない子どもがいます。 その子たちに、「みんなと同じように頑張りなさい」と言い続けるだけでは、学びは広がりにくいのではないでしょうか。 全員に同じ方法を求めることが、いつも公平とは限りません。 むしろ、同じ方法を求めることで、不平等が生まれることもあります。 たとえば、書くことに大きな困難がある子どもに、他の子どもと同じ量の板書を書き写すことを求め続ける。 聴覚過敏のある子どもに、ざわざわした教室の中で、同じように集中することを求め続ける。 見通しがもてないと不安が高まる子どもに、急な予定変更を何の予告もなく受け入れることを求め続ける。 一見すると、「みんな同じ」です。 しかし、本当に公平でしょうか。 同じ方法を求めることによって、その子どもだけが大きな負荷を背負っているとしたら、それは公平とは言えないのではないでしょうか。 これからの学校には、「平等」だけではなく、「公正」の視点が必要です。 平等とは、全員に同じものを提供することです。 公正とは、一人一人が学びに参加できるように、必要な条件を整えることです。 合理的配慮とは、この公正さを学校の中に具体化していく営みなのだと思います。 【子どもを変えようとする前に、学校の側を見る】 学校現場では、子どもの姿をどう見るかが、指導の方向を大きく左右します。 「この子は集中できない」 「この子は書けない」 「この子は指示を聞けない」 そう見える姿の背景には、必ず理由があります。 音が気になっているのかもしれない。 文字情報が多すぎるのかもしれない。 急な予定変更に不安が高まっているのかもしれない。 書くことそのものに、周囲が想像する以上の負荷がかかっているのかもしれない。 私たちは、つい目に見える行動だけを見てしまいます。 しかし、行動だけを見ていると、子どもの困り感を見失ってしまうことがあります。 「できない子」と見るのか。 「今の環境では力を出しにくい子」と見るのか。 この違いは、とても大きいと思います。 前者の見方に立てば、指導は「もっと頑張らせる」方向に向かいやすくなります。 後者の見方に立てば、指導は「何が妨げになっているのかを探る」方向に向かいます。 子どもだけに変化を求めるのではなく、学校環境や授業の側にある障壁を見直す。 ここに、合理的配慮の大切な視点があると思っています。 これは、学校にとって決して小さな転換ではありません。 なぜなら、子どもを見る目だけでなく、授業を見る目、教室を見る目、学校の仕組みを見る目を変えることにつながるからです。 【教室には、見えない段差がある】 学校の中には、目に見える段差があります。 階段、段差、狭い通路。 これらは比較的気付きやすいものです。 しかし、教室の中には、目に見えにくい段差もあります。 長い口頭指示。 小さな文字が並んだプリント。 ざわざわした音環境。 一斉に同じペースで進む授業。 板書を書き写すことを前提にした学習。 急な予定変更。 曖昧な指示。 暗黙の了解に頼った学級のルール。 ある子どもにとっては何でもないことが、別の子どもにとっては大きな壁になることがあります。 本人の努力不足だけではありません。 障害特性だけの問題でもありません。 環境の側に、学びにくさを生んでいる要因がある。 そう考えることが、社会モデルの視点です。 私たちは、目に見える段差には比較的気付きやすい。 しかし、教室の中の「見えない段差」には、気付かないまま授業を進めてしまうことがあります。 合理的配慮とは、教室の中にある「見えない段差」を見つけ、取り除いたり、乗り越えやすくしたりすることなのだと思います。 タブレットの活用。 予定の視覚化。 座席の工夫。 クールダウンできる場所。 別の表現方法を認めること。 これらは、単なる便利な方法ではありません。 子どもを変えるための道具というより、教室の側を整えるための手立てです。 学校の中にある見えない段差に気付き、少しずつ取り除いていくこと。 そこから、すべての子どもが学びに参加しやすい教室づくりが始まるのだと思います。 【申し出を、対立ではなく対話の入口にする】 合理的配慮を考える上で、本人や保護者からの申し出は大切です。 「困っています」 「こうしてほしいです」 「この方法なら学びやすいです」 その声が届いたとき、学校はどう受け止めるのか。 そこに、これからの学校が大切にしたい姿勢が表れるのだと思います。 もちろん、申し出があったからといって、学校がすべてをそのまま受け入れるということではありません。 学校には、人的体制、時間、施設設備、教育活動全体との調整、他の生徒との関係など、さまざまな条件があります。 過重な負担にならないかという視点も必要です。 ここは、現場の先生方が迷い、悩むところでもあります。 だからこそ、最初から「できません」と閉じるのではなく、同時に「何でもできます」と抱え込むのでもなく、丁寧に話し合うことが大切なのだと思います。 何に困っているのか。 どの場面で支援が必要なのか。 どの方法なら本人が使いやすいのか。 学校としてどこまで対応できるのか。 別の方法はないのか。 まず試せることは何か。 こうしたことを、本人、保護者、学校が一緒に考えていく。 合理的配慮の合意形成は、勝ち負けを決める場ではありません。 要求する側と、受ける側に分かれるものでもありません。 子どもにとってよりよい学びの環境を、一緒に探すための建設的対話です。 合意形成は、書類を整えるための手続きではありません。 その子が、明日の授業で少し安心して参加できるようにするための対話です。 【学校主導の判断から、建設的対話へ】 学校には、教育課程を編成し、教育活動を安全かつ適切に実施する責任があります。 ですから、学校として判断すること自体は必要です。 ただ、その判断が学校だけで閉じてしまうと、本人にとって本当に使える配慮にならないことがあります。 本人や保護者の「困っている」という声。 家庭での様子。 これまでうまくいった工夫。 本人が抵抗なく使える方法。 逆に、本人が受け入れにくい方法。 これらを聞き取ることが、実際に機能する配慮につながります。 合理的配慮は、紙の上で決めるものではありません。 教室の中で、本人が使えるものでなければ意味がありません。 だからこそ、合意形成が大切になります。 そして、この合意形成は、一度決めたら終わりではありません。 試してみる。 うまくいったか確認する。 本人の受け止めを聞く。 必要に応じて修正する。 この繰り返しが必要です。 合理的配慮は、完成品を一度で作るものではなく、対話を通して更新していくものなのだと思います。 【中学生には、本人の納得が欠かせない】 特に中学校では、本人との合意形成がとても重要です。 中学生は、自分だけ違う対応をされることに敏感です。 本当は困っていても、 「目立ちたくない」 「特別扱いされたくない」 「友達に知られたくない」 そう感じることがあります。 大人がよかれと思って用意した配慮でも、本人が納得していなければ、教室の中では機能しにくいことがあります。 だからこそ、 「どの場面で困っている?」 「この方法なら使えそう?」 「周りにはどう伝えると安心?」 「まずはこの授業だけ試してみる?」 と、本人と一緒に考えていくことが大切です。 合理的配慮は、大人が何かを「してあげる」ことだけではありません。 子ども自身が、自分の学び方を理解していくことでもあります。 自分はどのような場面で困りやすいのか。 どのような工夫があると力を出しやすいのか。 どのように伝えれば、自分に必要な支援を受けられるのか。 それを少しずつ言葉にできるようにしていく。 これは、子どもの自立を支える教育でもあります。 【自分に必要な支援を、自分の言葉で伝える力】 中学校段階で大切にしたいのは、自分に必要な支援を、自分の言葉で伝える力です。 たとえば、 「音が気になると集中しにくいので、テストの時だけ静かな場所で受けたいです」 「書くことに時間がかかるので、板書を写真で記録してもよいですか」 「急な予定変更が苦手なので、変更があるときは早めに教えてほしいです」 このように、自分の困り感を理解し、必要な支援を伝えられる力は、学校生活だけでなく、将来の社会生活にもつながります。 もちろん、最初からうまく言える子どもばかりではありません。 むしろ、言えない子どもの方が多いかもしれません。 だからこそ、学校が一緒に言葉を探す必要があります。 「困ったら言いなさい」では、言えない子どもがいます。 「何に困っているのか、一緒に整理しよう」 「どう伝えればよいか、一緒に考えよう」 そうした関わりが必要です。 合理的配慮は、子どもが自分の力を発揮する方法を知り、自分で助けを求める力を育てることにもつながるのだと思います。 自分に合った学び方を知ること。 必要なときに助けを求められること。 それは、子どもが将来、自分らしく社会の中で生きていくためにも大切な力です。 【「あの先生だからできる」で終わらせない】 合理的配慮を進める上で、もう一つ大切なことがあります。 それは、先生一人の善意や努力に頼りすぎないことです。 これまでも学校現場には、子どもの困り感に気付き、丁寧に工夫し、何とかその子を支えようとしてきた先生方がたくさんいます。 特別支援教育に詳しい先生。 経験豊かな先生。 保護者対応が上手な先生。 授業づくりに長けた先生。 そうした先生方の努力によって、支えられてきた子どもたちは確かにいます。 これは、そうした熱心な先生方の努力を否定するものではありません。 むしろ、その努力に頼り切ってきた学校の仕組みの方を見直す必要があるのだと思います。 校長として考えたいのは、合理的配慮を担任の力量や善意だけに委ねないということです。 目指すべきなのは、 「あの先生だからできる」 ではなく、 「学校として支える」 ということです。 担任だけが抱え込まない。 学年で共有する。 教科で連携する。 校内委員会で検討する。 特別支援教育コーディネーター、養護教諭、スクールカウンセラー、管理職、関係機関ともつながる。 必要な配慮を、学校全体の仕組みとして支えていく。 合理的配慮は、誰か一人の先生の優しさで成り立つものではなく、学校全体の文化として根づかせていくものなのだと思います。 【子どもを支えるために、先生方を支える】 合理的配慮を進めるとき、忘れてはいけない視点があります。 それは、持続可能性です。 どれほどよい支援でも、特定の先生が無理をし続けなければ成り立たない方法は、長く続きません。 毎日、手作り教材を一から作る。 一人の先生だけが、すべての調整を抱え込む。 担任だけが、保護者対応も、本人支援も、教科担当者への共有も背負う。 それでは、先生が疲弊してしまいます。 先生が疲弊すれば、結果的に子どもを支える力も弱くなります。 ここは、とても大切なところだと思っています。 合理的配慮を進めることは、先生方に「もっと頑張れ」と言うことではありません。 子どもを支えるために、先生方を支える仕組みをつくることでもあります。 便利なツールを使う。 ICTを活用する。 校内で共有できる仕組みをつくる。 学年や教科で役割を分担する。 一度作った支援の方法を、学校全体の財産として蓄積する。 子どもの自立を支えると同時に、教職員が疲弊せず、心に余裕をもって子どもと向き合えるようにする。 ここまで含めて、合理的配慮を考えていく必要があるのだと思います。 【学級全体に育てたい、違いを認める文化】 合理的配慮を進めるためには、個別の対応だけでは十分ではありません。 学級全体の文化づくりも必要です。 ある子どもが、他の子とは違う方法で学習している。 ある子どもが、テストのときだけ別室を使っている。 ある子どもが、タブレットで入力している。 そのとき、周りの生徒が「ずるい」と感じることがあります。 しかし、それは子どもたちが意地悪だからとは限りません。 違いをどう理解すればよいのかを、まだ学んでいないだけかもしれません。 だからこそ、学校は日頃から伝えていく必要があります。 人によって、必要な支援は違う。 同じ方法で頑張ることだけが大切なのではない。 自分に合った方法で学ぶことも大切である。 友達が自分とは違う方法を使っているとき、それは楽をしているのではなく、その人が力を出すために必要な工夫かもしれない。 このような考え方を、学級の中に少しずつ育てていく。 それが、多様性を尊重する学級づくりにつながります。 合理的配慮を個別の配慮で終わらせない。 学級全体の学びにしていく。 ここに、学校教育としての大切な意味があると思います。 【学校の当たり前を、もう一度問い直す】 合理的配慮が学習指導要領に明記されることは、学校の当たり前を更新する大きな一歩になると思います。 これまで当たり前だと思っていた授業の形。 これまで当たり前だと思っていた教室のルール。 これまで当たり前だと思っていた評価の方法。 これまで当たり前だと思っていた「みんな同じ」という感覚。 それらを、もう一度問い直す機会になる。 もちろん、学校現場には難しさがあります。 人的体制も、時間も、施設設備も、簡単に整うわけではありません。 教員の理解や経験にも差があります。 保護者との合意形成が難しい場面もあるでしょう。 本人の思いと保護者の願いがずれることもあるかもしれません。 だから、これは簡単なことではありません。 きっと大変なことも多い。 うまくいかないこともある。 迷うこともある。 それでも、学校は問い直していく必要があるのだと思います。 合理的配慮を「先生個人の頑張り」にしない。 学校全体で考える。 組織として考える。 一人で抱え込まない。 ここが、とても大切です。 すべての子どもが、同じ方法で学ぶ必要はありません。 すべての子どもが、同じ速さで進む必要もありません。 大切なのは、すべての子どもが、自分なりの方法で学びに参加できることです。 子どもに「もっと頑張りなさい」と言う前に、 「この子が学びに参加するために、学校は何を変えられるだろうか」 と考える。 合理的配慮は、特別扱いではありません。 子どもの学ぶ権利を支えるための、学校教育の基本です。 【「自分にも学べる方法がある」と思える学校へ】 私は、学校は、子どもが「自分にも学べる方法がある」と思える場所であってほしいと思っています。 みんなと同じようにできないから、自分はだめなんだ。 何度頑張ってもできないから、自分には力がないんだ。 そう思ってしまう子どもを、一人でも減らしたい。 そのために、学校は何ができるのか。 授業をどう変えられるのか。 環境をどう整えられるのか。 声のかけ方をどう変えられるのか。 周りの子どもたちに、違いをどう伝えていくのか。 合理的配慮を考えることは、単に個別の支援方法を考えることではありません。 学校そのもののあり方を考えることです。 子どもを見る目を変えることです。 授業を見る目を変えることです。 公平という言葉の意味を、もう一度問い直すことです。 この転換は、きっと大変なことも多い。 それでも、学校の当たり前を更新する大切な一歩だと思います。 合理的配慮とは、誰か一人の子どものためだけの特別な対応ではありません。 学校が、すべての子どもにとって学びやすい場所になっているかを問い直す営みです。 私たちは、子どもに何を求める前に、学校として何を変えられるのか。 この問いを、これからも持ち続けたいと思います。 (長文になってしまいました。noteにも書きましたので、コメントにURLを載せます。)
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ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
@m_m0o0o
とても救われます そして救われる方がいっぱいおられると思いました!
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
@bariki_25
なんかホッとします♪
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
『孫子』には、 「善く戦う者は、人に致して、人に致されず」 という言葉があります。 私はこれを、 リーダーは状況に振り回されるのではなく、 自ら状況をつくり出す、 という意味で受け止めています。 学校経営も同じです。 「〇〇先生がいるから大丈夫」ではなく、 「誰が担当になっても大丈夫」と言える学校をつくる。 人に依存するのではなく、 仕組みに投資する。 それが、しなやかで強い学校につながるのだと思います。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
【5】「生徒指導なら、〇〇先生がいるから大丈夫」 「ICTのことは、〇〇先生に任せておけば安心」 学校では、よく聞く言葉です。 もちろん、頼りになる先生の存在は本当にありがたい。 でも校長になってから、少し違うことも考えるようになりました。 特定の優秀な先生に頼りきっている学校は、 組織として本当に健全なのだろうか。 『孫子』に学ぶ学校経営(5) https://t.co/eyPqFnn2Ki
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
学校には、不思議な文化があります。 仕事ができる先生には、さらに仕事が集まる。 仕事が集まるから、経験が増える。 経験が増えるから、さらに仕事が集まる。 その結果、 「その先生しか分からない仕事」 が少しずつ増えていきます。 本人に悪気はありません。 むしろ責任感が強いからこそ、引き受けてくれている。 でも組織全体から見ると、 それは少しずつ危険な状態をつくっているのかもしれません。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
4 days ago
【5】「生徒指導なら、〇〇先生がいるから大丈夫」 「ICTのことは、〇〇先生に任せておけば安心」 学校では、よく聞く言葉です。 もちろん、頼りになる先生の存在は本当にありがたい。 でも校長になってから、少し違うことも考えるようになりました。 特定の優秀な先生に頼りきっている学校は、 組織として本当に健全なのだろうか。 『孫子』に学ぶ学校経営(5) https://t.co/eyPqFnn2Ki
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
5 days ago
『孫子』には、 「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」 という言葉があります。 私は最近、この言葉を、 「相手を知る」だけでなく、 「自分が見えていないことを知る」 という意味でも受け止めています。 リーダーにとって本当に怖いのは、 情報不足そのものではありません。 怖いのは、 自分が情報不足であることに気付かないこと。 だから校長は、 結論を急がず、 謙虚に事実へ近づこうとし続ける必要があるのだと思います。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
5 days ago
【4】校長室に届く情報は、 すでに「編集」されている。 担任が見て、 生徒が語り、 保護者が受け止め、 学年主任が解釈し、 副校長が整理する。 もちろん、そこに悪意があるわけでは全くありません。 でも、校長の手元に届く頃には、 情報は幾重にもフィルターを通っています。 だからこそ、自分に問いかけます。 「本当は、何が起きているのだろうか」 『孫子』に学ぶ学校経営(4) https://t.co/5XSXdnM5wf
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
5 days ago
例えば、 「学校は何もしてくれません」 という保護者の言葉があります。 しかし詳しく確認すると、 担任は何度も連絡を取り、 できる限りの対応をしていた、 ということもあります。 逆に、 「大丈夫です。落ち着いています」 という報告の裏で、 実は問題が深刻化していることもあります。 最初に届いた情報を、 そのまま「100%の事実」と考えない。 校長には、その慎重さが必要なのだと思います。
ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
6 days ago
【危機管理とは、想定外をなくすことではなく、想定の幅を広げ続けること】 先日の北区立小学校の火災に関する投稿に、 「特別な支援を必要とする子どもなどがいたらどうなっていたのか」 という趣旨のご意見をいただきました。 本校にも、 車椅子を利用している生徒、 別室で学習している生徒、 聴覚過敏のある生徒、 急な変更が苦手な生徒 などがいます。 避難訓練のたびに、 「誰が支援するのか」 「どの経路を使うのか」 「誰が、具体的にどのような役割を担うのか」 を協議します。 しかし、それでも毎回新しい課題が見つかります。 想定していた支援者が近くにいなかった。 思っていた経路だと結局混雑した。 エレベーターが動かなくなったときに対応するチームが必要だった。 別の場所にいた場合の対応が曖昧だった。 私たちは訓練のたびに、 「見えていたつもりで、まだ見えていなかったこと」 に気付かされます。 危機管理とは、 想定外をなくすことではなく、 想定の幅を広げ続けること。 そのために訓練があり、対話があり、振り返りがあるのだと思います。
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ピピパパ教員┃公立中校長
@sato_ed
6 days ago
@give3kinsura
ステキです
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