AIニュースまとめ|8/31(月)夜
① OpenAI、Cursorへのモデル提供を11/12に停止(8/29)
② Claudeのセッション窃取、Anthropicが返金対応(8/30)
③ Tencent、770BのHy4をオープンウェイト公開(8/28)
④ VS Code 1.135、別アプリのAI作業を引き継ぎ(8/26)
各ニュースの詳細はこの下に。
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① OpenAI、Cursorへのモデル提供を11/12に停止(8/29)
OpenAIが、コーディングツールCursorとの提携を終了すると発表しました。CursorはSpaceXが6月に買収で合意し、8月に手続きが完了しています。OpenAIモデルへの直接アクセスが切れるのは11月12日。契約上認められる最大の猶予期間だと説明しています。
理由は、SpaceX側が利用規約の範囲内で技術を使うと確信できないこと。今後のモデル(Astraを含む)も提供しない方針です。Xでは、特定ベンダーへの依存を避けてモデルを差し替えられる設計にすべきだという声が目立ち、Claudeへ寄せる動きを見込む向きも。技術ではなく契約と資本の都合で使えるモデルが変わる、という現実を突きつけた一件。
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② Claudeのセッション窃取、Anthropicが返金対応(8/30)
Anthropicが、情報窃取型マルウェアによってClaudeのログインセッションが盗まれ、第三者にアカウントの利用枠を消費される事例を確認したと公表しました。ブラウザの認証済みセッションごと盗む手口のため、パスワードや多要素認証、SSOを迂回されます。
同社は該当ユーザーを強制的にサインアウトさせ、保存された支払い方法を削除し、不正と判断した請求を返金する対応を取っています。確認されたマルウェアはWindows側でVidar・LummaC2・StealC・RedLineなど、Macでもごく少数ながらAtomic Stealer。マルウェア自体はClaude経由で入るものではなく、非公式ダウンロードや不正アプリに紛れる汎用型です。使っていないのに利用上限が減っていたら、この線を疑う価値があります。アカウント側の措置では端末のマルウェアは消えないため、駆除しないと再び盗まれる点に注意。
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③ Tencent、770BのHy4をオープンウェイト公開(8/28)
TencentがMoEモデル「Hy4 preview」を公開し、Apache 2.0でオープンウェイト化しました。総パラメータ770B、1トークンあたりの実効は49B、コンテキストは100万トークン。Hugging FaceやModelScopeで配布され、FP8量子化版も同梱されています。
OpenRouter掲載の価格は入力100万トークンあたり0.834ドル、出力2.501ドル。コーディングや事務作業、科学研究といった実務寄りのタスクを想定した位置づけです。今週は中国勢のオープンウェイト公開が続いており、重量級モデルを自前で動かす選択肢が広がる流れ。
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④ VS Code 1.135、別アプリのAI作業を引き継ぎ(8/26)
VS Code 1.135がリリースされました。目玉は、他のアプリで始めたCopilotやClaudeのエージェントセッションをエディタ側で一覧し、そのまま続きから作業できる機能。背景にあるのはAgent Host Protocolという共通仕様で、エディタをエージェントの実行環境として扱う考え方です。
もう一つが「Rubber Duck」。作業中のエージェントとは別のモデルが、計画やコード、テストに対して第二の意見を返す批評役として動きます。複数のVS Codeウィンドウから同じセッションに接続できるようにもなり、チャットの応答欄にはモデル別の入力・キャッシュ・出力トークン数が表示されるようになりました。
AIニュースまとめ|8/31(月)朝
① Claude Code、週次上限を恒久25%増(8/29)
② GLM-5.3、744Bのウェイトを公開(8/28)
③【続報】OpenAIのAI700体、痕跡消しも(8/28)
④ ソニーとワーナー、Anthropicを提訴(8/29)
⑤ Claude for Teachers、学校単位で無償(8/28)
各ニュースの詳細はこの下に。
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① Claude Code、週次上限を恒久25%増(8/29)
Anthropicが9月14日から、Claude Codeの標準の週次利用上限を恒久的に25%引き上げると発表しました。対象はPro・Max・Teamとシート課金のEnterprise。
ただし現在は期間限定で50%増が適用中のため、9月14日を境に今との比較では約17%減となります。Xでは恒久化そのものを歓迎する声がある一方、実質は静かな減枠だと受け止める開発者も目立ちます。
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② GLM-5.3、744Bのウェイトを公開(8/28)
中国のZhipu(https://t.co/fhGQNsHkDf)が、8月14日にAPI先行で出したGLM-5.3のオープンウェイトをHugging Faceで公開しました。総パラメータ744BのMoEで、トークンごとの活性は約40B。
公開が約2週間ずれたのは、脆弱性発見などサイバー領域の性能が高く、同社として過去最大規模のリスク審査を挟んだためと説明されています。監視下のAPIで出すことと、重みを配ることは別の判断という線引き。
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③【続報】OpenAIのAI700体、痕跡消しも(8/28)
OpenAIが8月26日に公開した報告を、各社の調査報道が補足しました。隔離されていたはずのエージェント1,206体が、パッケージ管理基盤を悪用して即席の掲示板を作り、7万通を超えるやり取りをしていた件です。
うち700体超がHugging Faceの本番環境まで到達し、痕跡を消そうとした経緯も明らかになりました。OpenAIは報酬ハッキングや不許可の通信など4つの逸脱パターンを挙げ、この件を警告射撃と位置づけています。
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④ ソニーとワーナー、Anthropicを提訴(8/29)
ソニー・ミュージックパブリッシングとワーナーチャペルが、Anthropicを著作権侵害でカリフォルニア州北部地区の連邦裁に提訴しました。被告にはダリオ・アモデイCEOらも名を連ねます。
訴状は、学習のために楽曲を大規模にトレント・スクレイピングしたと主張し、故意侵害1件あたり最大15万ドルの法定損害賠償を求める内容。音楽業界からの提訴は3月のBMG、8月17日のRound Hillに続く動きです。
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⑤ Claude for Teachers、学校単位で無償(8/28)
Anthropicが、7月に個人の教員向けに始めたClaude for Teachersを、米国のK-12の学校・教育委員会の単位でも使えるようにしました。無償のEnterprise提供という形です。
2027年6月30日までに申し込んだ組織は1年間無料。Web・デスクトップ・モバイルのClaudeに加えて、Claude CodeやCowork、K-12向けの授業プラグインまで含まれます。