日も暮れて薄暗いロッキンのGRASSステージ、バックバンドの演奏がどんどん大きくなっていって「イナズマ!!」という叫びで始まったINZM(Hyper Band ver.)。LEDモニターにバッと映し出された青白く光る稲妻の映像をバックに3人がポーズを決めた時、自分の中の何かが弾けた気がして、無性に涙が止まらなくなった。あのパフォーマンスそのものだけじゃなく、その場に居合わせた観客の感性にビリッと刺激が走ったあの感じ、音楽が一撃で人の心を刺したのが伝わってくるあの瞬間の空気を震撼って言うんだろうなって。あの時、自分が今まで見てきたどのNumber_iとも違う音楽の表情が見れた気がしたんだよね。その光景を目撃できたのが、そして2年前の自分と同じ経験をして心臓を刺された観客が大勢いるのが伝わってきたのが嬉しくて嬉しくて。あれは彼らがまた1つ殻を破って進化を遂げた瞬間だったのかもしれないと、今振り返っていて思う。