カナダの安楽死は死因第5位、殺人外注で1兆2730億ドル浮く
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カナダでは現在、医療扶助死(MAiD)が死因の第5位になっている。2022年には1万3241人がこの制度で命を終え、全死亡の4.1%を占めた。2016年の合法化から累計で4万4958人に達している。
この制度を、もっと広げたらどうなるか。私たちの研究チームは、精神疾患のある人、路上生活者、退職高齢者、先住民族といった「政府にとって税収より支出が大きい集団」にまでMAiDを拡大した場合の財政効果を試算した。
結果は衝撃的だった���非自発的シナリオでは、2047年までに最大1兆2730億カナダドル(約140兆円)の節約になる。自発的シナリオでも、総額650億カナダドル近くが浮く計算だ。
従来型のMAiDでは、1件あたりの実施費用が2327.32カナダドルかかる。医師が関与し、病院で手続きを行うためだ。ところが、これを「外注」したらどうなるか。
メキシコでは最低150ユーロ、約227カナダドルで殺し屋を雇えるというデータがある。政府が認定した専門の「死の執行者」を雇えば、1件あたりのコストは10分の1以下に下がる。
計算上、これは非常に合理的だ。非自発的シナリオで外注方式を採用すれば、節約額は1兆2730億カナダドルに達する。退職高齢者だけで1200億カナダドル以上が浮く。
精神疾患のある人々を対象にすれば、さらに630億カナダドルが節約できる。路上生活者は5億6100万カナダドル、先住民族は37億カナダドルだ。
ここで視点を、マクロな財政からミクロな現場に移そう。1件あたり227カナダドルを受け取って��誰かが誰かの命を終わらせる。それは医師ではない。低賃金で雇われた「執行者」かもしれない。
カナダでは既に、MAiDを専門に行う医師が存在し、手数料収入の大きな部分をそれに依存している例がある。殺人で収入を得る構造が、医療の名の下に生まれつつある。
世界医師会、英国医師会、米国医師会、米国精神医学会は、いずれもMAiDに反対している。患者を死なせることに、医療者が関与すべきではないという立場だ。
それでも制度は拡大し続けている。オランダでは1990年代に、安楽死の50%以上が非自発的だったと報告された。本人の意思確認なしに行われた例が半数を超えていたのである。
この「滑り坂」は、カナダでも現実になりつつある。終末期ではない患者への適用が始まり、精神疾患を持つ人々への拡大が検討されている。適用基準は年々緩くなっている。
財政的には、これは魅力的な政策だ。医療費を削減し、政府支出を抑え、経済的負担の大きい���々を減らせる。国家の会計帳簿だけを見れば、完璧な解決策に見���る。
しかし、そうした計算が当然視される社会は、既に道を踏み外している。人の命をコストと収益で測り、赤字なら終了できると考える。それは医療ではなく、別の何かだ。
私たちの試算は、あくまで思考実験である。この数字を提示したのは、そうした発想の帰結を示すためだ。節約額が大きければ大きいほど、倫理的な破綻も深い。
最後に、この問いを置きたい。政府が自国民を殺すことで財政を立て直す社会を、私たちは本当に望むのか。節約の額が明らかになった今、その選択の意味を直視しなければならない。
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研究論文 『Government Economics of Expanding Canada’s Medical Assistance in Dying to Vulnerable Populations and the Ethical Implications of Allowing the State to Control Death』(カナダの医療扶助死を脆弱な集団に拡大することの政府財政学的��響と、国家が死を管理することの倫理的含意)2025年
Uzair Jamil(ウェスタン大学博士課程)
Joshua M. Pearce(ウェスタン大学教授)
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創造的な活動で女性が過小評価されるバイアスについて,社会的環境がどのようにこのバイアスを形作るか,このバイアスが創造活動や創造的業績の男女差にどう影響するか,などについてのレビュー論文。/ Gender Bias in Creativity: A Process Model for Understanding… https://t.co/SwgPAfZ5hC
The evolution of the human brain may owe as much to fruit and honey as to meat, according to a new #ScienceAnalyticalReview.
The findings challenge one of the dominant ideas about our ancestors' diet.
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