NTT DATAが、5人のエンジニアで3日かかっていた障害の分析を30分にした、という事例が公開されている(OpenAIの導入事例として。Codexを約9,000人に展開したという話)。
こういう事例が技術側の業務から先に出てくるのは、AIがそこに向いているから、だけではないと思っている。
前と後を数えられるから。5人で3日、が最初から測れていた。だから短くなったことを、そのまま金額で言える。
営業や育成の側は、ここで負けている。研修をやりました、ロープレをやりました、までは言えるのに、やる前がいくらだったかを誰も測っていない。だから短くなったと言えず、予算の順番が後ろになる。中身が悪いからではなくて、見せ方のところで決まっている。
測れる形にするのは、そんなに大げさな話ではない。
① 一番時間を食っている作業を1つだけ選ぶ(提案書の作成、議事録、引き継ぎ)
② 今それに何人で何時間かかっているかを、来週の実績で数える。過去の記憶で答えない
③ その1つだけAIに置き換えて、まったく同じ数え方でもう一度測る
②を飛ばす会社が本当に多い。飛ばすと、導入した後で、どれくらい楽になりましたか、と聞くことになる。返ってくるのは、良くなった気がします、で、そこから予算は増えない。